ちょっくら仕事片付けようかなとか思ってた彼の下に、学生時代からの彼女から連絡。「私はもう生きていけません」それは日常茶飯事で、彼女はどこにでも転がっているメンタルをやった人なのでした。上司に嘘をついて会社を出た彼。すると彼女からまた妙な連絡が来たり町がなんだかおかしかったり。冗談みたいに現実を押し通して急に訪れた『世界の終わり』。そんな時、男のやることは決まってる。彼女を目指して、行け、彼氏。
更新:2016/1/14
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日曜日の気怠い午後のこと。どこにでもいる四人家族の下に、一件の不吉な連絡が来る。近くの動物園から、一頭の熊が脱走したと云う。母親は気が気でなくなる。父親は暢気。妹は見てみたいなどと云って。私は、私はちょっと他人事。でも、逃げた熊には誰しも心当たりがあった。老いさらばえた調教熊の、脱走の心意を知るものはいない。
更新:2016/1/8
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夏のある日、私は目当ての本を探しに近所の書店に赴いた。私は常々思っていた。ネット通販も良いが、やはり現物を見て、その良さを自分の感覚のみで吟味し、選べる書店を利用したい。訪れた書店は小さく品揃えも悪いが、何よりも家から近かった。私は潰れて欲しくない一心から、ここを利用することにしていた。以前は店主である老人がレジに座っていたが、近頃、孫娘にすげかえられていた。しかし、そんなことはどうでもよくて、この書店には少し奇妙なところがあった。どうやら、孫娘はその奇妙な事柄について、何か知っている様子。しかし、彼女は涼しい顔でレジに座って、文庫本を開いている。
更新:2017/1/9
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