7歳の時。私、リルフィはとある理由で元いた家を追い出された。 頼れる存在たちの先導のもと、国の端っこの田舎町の孤児院に身を寄せる。 そんなこんなで、かれこれあの日から早10年。 もう少しで18歳。成人で、一人立ちだ。 1人で生きていくための知識も力もずっと勉強してきた。成長した今なら何だってできるよね! でも、とある者たちの断罪が決まったことで、止まっていた “何か” が動き出す。 公爵家の正当な後継者。 母様の死の真相。 私の、力について。 なんで、こうなるの? 私は普通に、ゆっくり、穏やかに、暮らしたいんです! あんまりしつこいと私の友達が怒るからね! *** 以前投稿した短編『公爵家に戻れと言われてもお断りいたします』を長編化したものになります。 R15は今後の展開次第ではどうなるか分からないので、一応の保険として付けています。
更新:2024/4/22
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とある事情で元いた家を追い出され、辺境の街にある教会に併設されている孤児院で過ごしてきたリルフィ。 平民であるリルフィは一人立ちする時のためにと、冒険者にもなり多くのことを学んでいた。 親よりも頼れる存在に守られながら。 ある日、リルフィは王都の騎士団所属のラーティ・ロトレイと出会う。 そこで知った。とある公爵家の者たちが断罪されることを。 元の家。父親。義母。異母妹。 元家族に対する感情などなく、心底どうでもよかったリルフィだったが、明らかになった事実に激怒。 頼れる存在と共に、一言言いに行きますか! なんなら1発ずつ殴りましょうか! え? 公爵家の正当な後継者? 精霊の愛し子? 公爵家に戻れ? 今さら何を言われても知ったことではない。全てお断りします!
更新:2021/4/14
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