短編小説「雨あがりの子猫は愛おしげに微笑んで」に登場する子猫リアが少年と出会うまでを描いた前日談です。 子猫リアは飼い主であるみつきと共に平穏な日々を過ごしていた。 ある日、何不自由の無い暮らしの中でリアは庭でさえずる小鳥に目を惹かれてしまう。 その些細な出来事からリアは初めて外の世界へと飛び出して行った。 しかし、そこでリアを待ち受けていたのは想像とは違う過酷な現実だった。
更新:2017/8/9
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これは雨が嫌いな少年と、雨の降る日に出会った子猫のお話。 ある日、孤独の中に生きる少年は一匹の子猫と出逢う。彼女との出逢いは少年の暗い心を明るく灯し、生きる理由を与えた。彼女との幸せな日々が、このままずっと続くと思っていた。 しかし、別れというものは無情にもいつも突然に訪れるもの。 彼女の存在は少年に数多くの温もりを与えた。何かを与えられるのが初めてならばまた失うのも初めて。少年の心は今までに感じた事の無い痛みに蝕まれ、崩壊寸前だった。 そんな少年の前に現れたのは白いワンピースを身に纏う少女だった。その少女の姿は不思議と少年の心を惹きつけた。 子猫との出逢いが少年を変え、少女との出逢いは少年に何をもたらすのか。 これは出逢いと別れが紡ぐ不思議な物語。 ※この小説はEエブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。
更新:2017/7/16
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