「世界の終わりまであと七日になりました」それは地下都市から助けを求める暗号メッセージ。 数十億年前に火星の大気を奪った超宇宙台風の襲来によって、地球にいた人類は地上と地下に分断されてしまった。地下都市に逃げた人々は、地上が滅びたと信じて地上には出てこない。一方で地上は、一昔前のスローライフを余儀なくされている。 今日も地下都市から送られる暗号メッセージを聞いて、地上の私たちは苦笑しながら援助物資を送り続ける。 ■「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(さなコン)」一次選考通過作。pixivに掲載しています。
更新:2021/8/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。