家のために婚約し、結婚を前にしていたセミノール子爵家のアルビナ。しかし婚約者のミネオラ侯爵家次男のカリストは、マーコット男爵令嬢ベアトと結婚すると言い出した。 呆れて自領に戻ったアルビナのもとへ挨拶にやってきたのは、タンジェリン家のリベリオ。ところが、リベリオはこの国の出身ではなく、南の国から留学に来た辺境伯タッシナーリ家の縁戚だった。そして何より、リベリオは——生粋の商人だった。 セミノール子爵領のオレンジを売る、その目的のために二人は手を組む。 ※この作品は他サイトにも掲載しています。
更新:2022/9/4
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いつもの何気ない日常がいかに大切なものか。 ――あの日の空は世界中のオレンジを思いっきりひっくり返したようなそんな空だった。
更新:2011/7/3
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聡子さんの指先からは、いつもオレンジの香りがした。ぼくと、聡子さんと、先生。甘酸っぱいオレンジケーキ、緑輝く庭。幼い頃から変わらなかった光景は、ゆっくりと移ろいゆこうとしていた――。ある少年の、ゆるやかな初恋の記憶。【『春・花小説企画』参加作品】
更新:2009/4/6
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