王子殿下の婚約者だった私は、一方的な婚約破棄を受けて新たな相手をあてがわれることになる。 アメデオ・ヴィスコンティ男爵。美しい容姿と経歴に似合わぬ若さを持った彼は、元平民ながら一代で財を成し、爵位を拝命した遣り手だ。 しかし彼は常識が欠如しているようで、会うたびにとんでもない金遣いで私を困らせてくる。 「わかった、この美術館を買おう!」 「いりません、やめてください」 非常識過ぎる彼だけど、だんだんと一緒にいるのが楽しくなってきたような? そんな矢先、婚約破棄してきたはずの王子殿下が「もう一度婚約したい」などと言い出した。 あなたのことなんて何とも思っていないし、今更無理ですけど…?
更新:2020/4/26
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