魔術師見習いの少女グレーテルが一目惚れしたのは、自称「悪魔」を召喚できる杖だった。 悪魔に師事して修行をしていると、突然神殿からの呼び出しがあった。すわ裁かれるのかと思いきや、下されたのは勇者の対となる役「花冠の乙女」となり建国祭の主役になれとの神託で。 「これで死亡フラグは回避、っと。いやー、いくら大好きでやり込んでたって言っても、まさか死ネタ多めの乙女ゲー世界に転生しちゃうとはね」 ――――それが実は“本当のヒロイン”による陰謀で、真の「花冠の乙女」が別にいることなどグレーテルは知るよしもない。 モブになりたいヒロインに代わって舞台の中央に引きずり出された、悪役だったはずの少女グレーテル。彼女は果たして、望まれた通りの主役を演じきれるだろうか。
更新:2018/9/18
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