ある日、ミラーナ・バルテスは自分のいる世界が少女マンガの世界だと気付いた。 辺境子爵の娘リーシャが、王宮で王子リカルドと出会い、様々な困難や逆境を乗り越え愛を深め、結ばれる。『王宮は愛の嵐に吹かれて』というこの世界でのミラーナの役柄は、リカルドの婚約者であり、リーシャをとことん苛め抜く、いわゆる悪役令嬢だ。 そして、例にもれずミラーナは婚約パーティで断罪され国外追放となる。 しかし、ミラーナはあえて断罪を目指した。なぜなら、ミラーナがミラーナであるからだ。 そして全力で最高の悪役令嬢を作り上げたミラーナは、これ以上ない最高の舞台を迎えるのだが。 なろう系王道の転生&悪役令嬢を書いてみたくて、投稿してみました。数話であっさり終了する予定だったのですが、ドロドロ成分が増して終わりそうにありません。とほほ。
更新:2017/3/2
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