僕はよりにもよって乙女ゲームのキャラクターに転生してしまったようだ。 いや、それ自体は全然問題ない。と言うか、寧ろ大歓迎だ。 僕がその美しさに惚れ込んだ侯爵令嬢と同じ世界に生まれたこの幸福を、心から神に感謝したいと思っていた。 あの日までは。 ヒロインの言葉は僕を奈落へと突き落とす。 これは、僕が僕のために、僕と僕の愛する彼女との幸せな明日のために道なき道を切り開く戯曲である。 そう、英雄への物語である。 …乙女ゲーだけど。 **この作品はカクヨムにも掲載しています**
更新:2021/10/11
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