怜悧で有能な榛(しん)国の皇帝は、とても冷たく孤独な人物だった。 後宮の美姫たちは彼の寵を得ようと争っていたが、その誰もが彼の心に触れることができずにいた。そんなある時、後宮に一人の娘が貴妃として入ることになる。しかし、皇帝はたった一日貴妃のもとに訪れただけで、それ以後は係わりを断ってしまった。 皇帝に望まれた貴妃と、彼女を望んでおきながら距離を置こうとする皇帝のお話。 ※考証などは適当です(汗)。念のためR15指定しました。 書いているうちに残酷な描写が入ってしまいましたので、苦手な方はご注意ください!
更新:2013/10/30
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