戦国時代の当初、関東は既に戦乱に次ぐ戦乱の日々であった。関東公方として室町幕府から派遣された、関東公方足利政知の嫡男茶々丸は、父の死後、行状の悪さのため入れられていた土牢を脱出し、義母と義弟を殺し元服せぬまま、関東公方を名乗ったことになっている。 史実でのそんなDQNに、俺はなぜか転生してしまった。戦乱と天災が次々と人々を襲うこの時代で、彼は生き残る道を模索するのだった。 この小説を読まれる方へ 史実自体が、あいまいで諸説ありますし、独自設定も多くありますが、概ね史実には沿っているつもりです。主人公は西暦1477年生まれと思ってください。
更新:2023/3/7
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