目が覚めた瞬間から、自分が誰なのか「だけ」がわからない。 「記憶喪失」というにはそれ以外の要らん知識は無駄に覚えていて、そのすべてが今目が覚めたこの場所(地下)が「普通ではない」と警報を鳴らしている。 何より全裸、そして手には粗末で半端な剣が一振りだけ。 「お約束」と呼ぶにはなかなかド鋭いこの状況で、最初にエンカウントしたのが魔狼――フェンリルってのはどうなんだ!? 二振りの『勇者の剣』を駆使して、俺はこの世界――『魔物少女』が溢れる迷宮を抜けられるのだろうか。
更新:2018/12/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。