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作:赤しゃり
ライカ・ガラクーチカは大罪人である。 彼に課せられた罪は1,000年間の幽閉、精神が摩耗し、死を願おうとも死ねない極刑である。 朽ちる度に肉体を入れ替え、永劫とも思える闇の中に閉じ込められる。 常人ならば何度発狂するかも分からぬ時を経て、ついに1000年を過ごした彼の身体は―――幼気な少女となっていた。 そして右も左も分からぬ地へ突き落された彼は、一人の少女と出会う。 名を「百瀬 かぐや」、職業を「ジョシコーセー」。 これは、異世界から迷い込んだ少女と、全てを失った魔術師(ひきこもり)の話。
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作:遠野
侯爵令嬢、ウィロウ・フォン・イグレシアスの愛しの婚約者である王太子に、最近、身の程をわきまえない羽虫が付きまとっている。 そんな羽虫あらため神の祝福を持つ平民の少女・イルゼを排除すべく、ウィロウは行動に出た。 放課後の人目が少ない時間を狙い、イルゼを階段下に突き落とそうとしたのである。 ──しかし、次の瞬間、ウィロウから王太子への好意は綺麗さっぱり消えてしまった。 冷静になって考えてみると、どうも王太子の人間性には問題しかないように思う。 おまけに魅了の魔法も使われていたとあって、度重なる精神的なショックから、ウィロウの中にいた転生者がひょっこり表へ現れた。 「あの子のためにも、なんとしてでも私が王太子から逃げないと!」 かくしてウィロウの逃亡劇(と王太子への復讐)は、誰にも知られず、ひっそりと幕を開けるのだった。 ※逃亡編5話まで同タイトルの短編ほぼそのままの内容です。続きは6話から。 ※第11回ネット小説大賞 コミックシナリオ賞を受賞いたしました! * 短編版で異世界転移・転生の恋愛日間・週間1位、月間2位をいただきました。 →本作も同ランキング日間1位、週間5位、月間7位に入りました。本当にありがとうございます! 短編版に併せて、こちらもどうぞよろしくお願いします……!
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作:芙由奈
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】 今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。 「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」 そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。 そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。 けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。 その真意を知った時、私は―。 ※他サイトでも投稿中
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作:ロイド
普通の男があべこべで貞操観念が逆の世界に赤子になって転生。 そして、訳が分からないまま、男女比1:50の世界で普通に親孝行もしながら暮らしていこうとする話。
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作:くろげブタ
世界にダンジョンが発生して3年。自宅ダンジョンを見つけて暗黒魔導士になったので、デバフ魔法でゆるゆるお金を稼いでバスターします。ブラコン妹も一緒に探索者になろう! と思いますが何か? ※アルファポリスでは別タイトルで掲載中です。
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作:ひよこちゃん
「貴女は暗黒神様として生を受けマシタ。というわけで悪魔の為に身を粉にしてキリキリ働けや」 …そういうわけで悪魔の神様、最弱すぎるLV.1暗黒神として産まれ、生きる事になってしまったむちむち幼女な主人公ことクーヤちゃんがえっさほらと何でも出せる本を手に、とっても強い自称従僕達と変態仲間達と共に地獄開拓に励むハートフルなお話。
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作:横蛍
※閲覧いただく前に活動報告をご覧ください。 https://kakuyomu.jp/users/oukei/news/16817330650200323910 注意・この作品は真面目に戦国時代を書いています。SF無双なんてないです。物量と情報くらいで活用するくらいです。 オリジナル版・戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。との違いについて。 こちらは言葉、表現の微修正版に長期連載における僅かなズレなどを微修正したものに、サービス程度の加筆をしたものです。基本的にはオリジナル版と同じになります。 細かい表現、ちょっとしたフラグや扱いが変わるなどある感じです。 書籍版の加筆修正などは書いておりません。 フルダイブ型VRMMOによるSF系シミュレーション《ギャラクシー・オブ・プラネット》の古参プレイヤーである一馬は、ギャラクシー・オブ・プラネット最後の日。 自身が造り上げた宇宙要塞シルバーンと百二十体もの有機アンドロイドと共に、何故かリアルの戦国時代に飛ばされてしまった。 そこで一馬は興味本意で織田信長を見に行ったのだが……。 これはそんな一馬とアンドロイド達の戦国時代でのお話。 日常を中心としたのんびりとした話です。 主人公である一馬とアンドロイドたち、宇宙要塞以外の、戦国時代の歴史的な考察は可能な限り真剣に書いています。 ご意見やアドバイスは歓迎します。 書籍版・第六巻まで発売中です。よろしくお願いいたします。
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作:あかのまに
①借金を残して親が他界 ②妹が担保にされてて人身売買 ③買い戻したいなら金貨1000枚 金もない。地位もない。力もない。 全てを打開すべく少年は迷宮へと足を踏み入れる。 理不尽を超える為の金と地位と力を求め、少年は成り上がる 迷宮を踏み進み 魔物を倒し 賞金首の首を刈る 地道にコツコツ実績を―――などと言っている暇はない 容姿は最高だが人格の破綻した女と共に嵐のように迫る試練を乗り越えよ! https://www.kadokawa.co.jp/product/322312001094/ MFブックス様から書籍化いたします。 ※1日1回の投稿を続けていきます ※https://twitter.com/Ob9ahe6cC7sk8no ツイッターにて更新時は告知(時間にズレがあるときがあります) ※カクヨム、ハーメルンでマルチ投稿中
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作:あーもんど
「愛だの恋だのくだらない」 そう吐き捨てる婚約者に、命を奪われた公爵令嬢ベアトリス。 何もかもに絶望し、死を受け入れるものの……目を覚ますと、過去に戻っていて!? しかも、謎の青年が現れ、逆行の理由は公爵にあると宣う。 よくよく話を聞いてみると、ベアトリスの父────『光の公爵様』は娘の死を受けて、狂ってしまったらしい。 その結果、世界は滅亡の危機へと追いやられ……青年は仲間と共に、慌てて逆行してきたとのこと。 ────ベアトリスを死なせないために。 「いいか?よく聞け!光の公爵様を闇堕ちさせない、たった一つの方法……それは────愛娘であるお前が生きて、幸せになることだ!」 ずっと父親に恨まれていると思っていたベアトリスは、青年の言葉をなかなか信じられなかった。 でも、長年自分を虐げてきた家庭教師が父の手によって居なくなり……少しずつ日常は変化していく。 「私……お父様にちゃんと愛されていたんだ」 不器用で……でも、とてつもなく大きな愛情を向けられていると気づき、ベアトリスはようやく生きる決意を固めた。 ────今度こそ、本当の幸せを手に入れてみせる。 もう偽りの愛情には、縋らない。
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作:関谷 れい
公爵令嬢であるアンジェニアに成り代わり、無表情、鉄面皮、冷酷無比と噂されるディナンドの許へ嫁いだ平民のリオノーラ。 家族を半ば人質にとられたリオノーラは、その役割を強制的に押し付けられていたが、噂とは異なり優しいディナンドに、徐々に心惹かれていく。 ところがある日、偽りの母親である公爵夫人から、ディナンドに毒を盛って殺すようリオノーラに命令が下された。 毒を盛らなければ、自分の本当の家族の命が危ない。 リオノーラは心を殺して、ディナンドのワインへ毒を垂らすのだが──? 犬猿の仲である公爵同士の争いに巻き込まれた、苦労性の平民女性リオノーラが幸せになるまでのお話。 ※他サイトにも掲載する予定です。