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@オノログ

行間を読むという言葉が一時期流行りましたが

5.0
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 偏見ですが少し鼻に掛けたタイプの方々にね、大抵は揶揄として流行りましたよね。


 待て待てと言いたい私。


 この作品はwebでしか恐らく表現し得ません。しかし、おもしろい使い方で……ていうか行間がどうとかよりまず泣きました。本当に。






 この部分を読む訳じゃないんですよと一瞬論点はズレますがそう、お話しに必要な場所なんです。

 字を読むにあたり確実に視覚情報は必要ですよね。それに意味があるかどうか。


 例えば、だから行空け(本来ならば字は詰まっているのが正しい、だとか、三点リーダがどうだとか)が、正しくないだとかね。


 でもこの、小さな液晶、横書きといった「視覚情報」にも、例え文体としてミスですよと言ったところでそもそも前提、媒体が違いますから全部がそれで正しい、だからおもしろくないとしないで欲しい。極論頭に入り意味が理解出来更に考えられたらそれが「文学という芸能、パフォーマンス」なんではないかと……あ、関係ない話で熱くなりましたね。


 裏を返せば「その特性を生かした新しい芸」と捉えられるんですよ。

 この作品は開いてみてください。新しいと思わされる。

字の効果、意味を伝える効果というのがちゃんと機能している。また言いますが泣きました。マジで。


 当時コテコテの純文学書きさんと話しましたけど、「ホントに良い作品だ」と盛り上がりました。


 作者さん、見てましたら…どうか伝えたい。あなたはとても優しくて温かい。作品でそれが伝わってきます。良作です。これはこの媒体の楽しみ方だと、アットホームに私は捉えました。

詩木燕二

登録:2021/8/17 07:34

更新:2021/8/17 07:34

こちらは詩木燕二さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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