偏見ですが少し鼻に掛けたタイプの方々にね、大抵は揶揄として流行りましたよね。
待て待てと言いたい私。
この作品はwebでしか恐らく表現し得ません。しかし、おもしろい使い方で……ていうか行間がどうとかよりまず泣きました。本当に。
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この部分を読む訳じゃないんですよと一瞬論点はズレますがそう、お話しに必要な場所なんです。
字を読むにあたり確実に視覚情報は必要ですよね。それに意味があるかどうか。
例えば、だから行空け(本来ならば字は詰まっているのが正しい、だとか、三点リーダがどうだとか)が、正しくないだとかね。
でもこの、小さな液晶、横書きといった「視覚情報」にも、例え文体としてミスですよと言ったところでそもそも前提、媒体が違いますから全部がそれで正しい、だからおもしろくないとしないで欲しい。極論頭に入り意味が理解出来更に考えられたらそれが「文学という芸能、パフォーマンス」なんではないかと……あ、関係ない話で熱くなりましたね。
裏を返せば「その特性を生かした新しい芸」と捉えられるんですよ。
この作品は開いてみてください。新しいと思わされる。
字の効果、意味を伝える効果というのがちゃんと機能している。また言いますが泣きました。マジで。
当時コテコテの純文学書きさんと話しましたけど、「ホントに良い作品だ」と盛り上がりました。
作者さん、見てましたら…どうか伝えたい。あなたはとても優しくて温かい。作品でそれが伝わってきます。良作です。これはこの媒体の楽しみ方だと、アットホームに私は捉えました。
登録:2021/8/17 07:34
更新:2021/8/17 07:34