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Unnamed Memory

単行本部門1位は伊達じゃないです

ご存知の方も多いでしょうが、掲題の通り「このライトノベルがすごい!」で単行本部門の1位を取った作品です。 ランキングに嘘偽りなく面白い作品ですので、私のレビューなんか読む必要ありません。 面白いファンタジーが読みたいなら読むべきです。 以下は昔話。 本作はもともと「小説家になろう」が流行るよりもずっと前、個人サイトにて発表された作品です。 当時のランキングサイト(閉鎖済)では、藤村由紀さんが新作を連載すれば1位独走するような状態でした。 それが新文芸のラノベとして発売して、晴れて日の目を見た形です。 この流れってソードアートオンラインとよく似てるんですよね。 面白い作品は、みんなに見える場所で発表したら、必ず人を惹きつけます。 本作はまさにそれなんです。 「-world memoriae-」シリーズの長編1作目で「Babel(書籍化済)」「Rotted-S」「End of Memory」 などとまだまだ続いていきますので、読み終わってからも楽しめます。 ※いわゆるシェアワールドに近いので、どれから読んでも良いです シリーズの世界観やキャラクター設定を詳細に書いたWikiがあったはずなんですが、探しても見つかりません。 書籍化にあたって非公開にしたのかなと思ってますが、知ってる人いたら教えてください。

5.0
4
とろろろ

【リメイク版作成中】魔術学校でパーティ追放された俺。宿題と勘違いして2000年間誰も解けなかった未解決問題を解いてしまい、強すぎて封印された古代魔術を習得

最初は主人公の性格に戸惑うが次第に慣れて面白くなっていく

 学園もの。50話時点ではまだ学園の中から出ていない。主人公が特別な力を得て無双していく話。最初こそ主人公にも周りのキャラにも好感が持てないが、途中からマイルドになっていく。主人公の使う魔法が多彩で、最後には熱い展開も盛りだくさんで面白い。10話までは我慢。40話以降は熱い。 非テンプレ度 ★★★★  追放とは書かれているがテンプレ要素はぼぼ無い。 世界観    ★★★★  中世ヨーロッパでは無く、近代風の世界観のよう。主人公が行使する禁忌魔法は様々で次はどんなのが出てくるのかと楽しみ。これから明らかになるであろう過去の話や、大きな敵なども示唆れていて楽しみだ。 ストーリー  ★★★★★  主人公の活躍は爽快。悪役に変な過去もなく端的に悪なのもいい。最初こそ胸くその悪い展開が続くが、中盤ぐらいから熱い展開があったりと安定してくる。 キャラクター ★★★  性格に難のあるキャラが多い。主人公がまずひどい。だがたまに見せる主人公的な言動が逆に際立つ。これがギャップ萌えか。綺麗なジャイアン効果か。話が進むにつれ主人公が主人公するようになると好感度が上がる。 読みさすさ  ★★★★  珍しく三人称。だが、作者の主人公に対する突っ込みが頻繁に入る。少し懐かしい感じ。最初は驚くけど慣れれば嫌ではない。戦闘描写も過不足無くわかりやすい。

4.0
0
世界観に溺れたい

義妹に押し付けられた嫁ぎ先は、呪われた公爵閣下でした【完結】

精神力の強すぎる食いしん坊令嬢の天然無双

基本はテンプレで義理の家族にいびられ婚約破棄され厄介者のところへ嫁がされる形なのですが、主人公のメンタルが強すぎます。 呪われた公爵は実際に体から海産物が出てきて異臭を放ち、一目で人間だとわからないような外見をしています。最初から嫁を求めていなかった公爵は冷たく接するのですが、実家では虐げられていて料理長の元調理を教わっていた主人公はその海産物を美味しくいただき、この呪いなら食べ物に困らないと羨ましがってしまう始末。 食事も満足になかった生活から立派な設備のお家で食材に困らず生活できることに感謝し、恩返しをしようとする主人公と、そんな図太い主人公に畏怖しながらもほだされていく公爵様のじわじわ恋物語。 呪いが中々ハードなのですが、主人公がそれを有効活用しすぎて笑ってしまいます。呪いなのでいずれ普通の人間にもどるのですが、その際に主人公は残念がってしまうほどです。 呪いがとけたあとも物語は続き、主人公の実家にもきちんと痛い目にあってもらいますし、主人公の心の奥にあったわだかまりもなくなっての完全ハッピーエンドです。 そんな最後まで安心してノンストップで読んでもらえる、不幸な女の子が幸せになるのが大好きな人にはおすすめのラブコメ小説です。

5.0
0
かんむり

特攻列島

歴史に残るモノだけが戦争ではないのよ

家族の命を護る代わりに、あなたの命捨ててくれませんか? 政府の依頼を役所の職員。 その口から語られる、にわかには信じがたい事実。 この国はいまにも隣国の攻撃の的になる。 その話を信じ集められた者たち。 彼らはいくつものチームにわけられる。 ここにも勧誘されたモノ4名、勧誘者3名のチームがあった。 シングルマザー、難病を抱える妻がいる夫、男手ひとつで孫娘を育てる初老の男、母に代わり弟を守るために参加した若者。 彼らはこの戦いになにを見るのか? 歴史書には残されないだろうこの戦いに、彼らは生き残ることができるのか? 序盤に同じ展開が3連続しちゃうから、若干の鈍さは感じるわ。 でも、そこからの展開力の見事さには目を見張るばかりだったの( *´艸`) 特にキャラを追い込んでの、底の深い心理描写は圧巻で、知らぬ間に手に汗握らされていたわ。 でもこの作者ちゃんは、一瞬、Sなのかと思わせつつ、優しい終わり方を指せる純情派。 殺伐としたお話が苦手という方でも最後はホッコリとしてもらえるんじゃないかしら? 成長著しいこの作者ちゃんの最新作、是非ご覧いただきたいわ♥

3.5
0
宇治津 千夜狐

灰眼の魔法剣士

転生テンプレに忠実ながら独自色も多く読みやすい。タイトル回収はいつだろう

 テンプレ転生モノ。辺境貴族に転生して魔法を極めて冒険者として頭角を現してというお手本に忠実な作品。28話の段階ではテンプレを消化し切れていないので、これからに期待。読みやすいし世界観などはちゃんと考えて作られている。テンプレながらヒロインの設定など新しいところもあるので期待できそう。 非テンプレ度 ★  とことんテンプレ。異世界転生。冒険者レベル・魔物レベルF~SS。ステータス。スキル。アイテムボックス。鑑定。 世界観    ★★★  宗教や歴史、魔法の設定などはちゃんと作られている。魔物などはテンプレ通り、ゴブリンオークなど。魔法はオリジナルが多い。 ストーリー  ★★★  まだ序盤だがヒロインがいつ出てくるのかなど期待できる。主人公の活躍は読んでいて爽快。安心感がある。 キャラクター ★★★  主人公には好感が持てる。家族もいい人で不快感ない。ただ今の主人公が8歳というのは少し無理があるような。 読みさすさ  ★★★★★  主人公の一人称。読みやすさは抜群。全くひっかかりなく読める。

3.0
0
世界観に溺れたい

貞節とは何ぞや

まっさらな指に、どうか唯一を

多種多様な指輪が人々の指を彩るこの世界。 貞節、契約、隷従……。指輪にはあらゆる祈りや願いが込められています。 特に貴族は人脈を誇示する意味合いで、指輪の数は多ければ多いほど良いとされる中、ここに風変わりな少女がひとり。 ごてごてとたくさんの指輪をつけた母を見ながら育った彼女は、ある指輪に焦がれているのです。 まっさらな指を飾る、愛するひとから贈られるたったひとつの「貞節」の指輪を──。 病弱で、少々おっとりした彼女と出会うのは、敏腕ながら凶相を持つ辺境伯。 彼は彼で、恐ろしい顔のお陰で何人もの女性に逃げられてきた過去を持ちます。 まっさらな指の持ち主どうしが、運命の夜に出会うことから、物語が始まります。 作者様の作品はほとんど読んでいますが、このお話も例に漏れずキャラクターの名前は出てきません。 それでも「推進力のある文章」というのでしょうか。ぐいぐい読ませる力のある文体に引き込まれます。 世間知らずゆえの主人公の感性も、実のところ策略家の辺境伯も、すっきりした文体ながら必要な背景が書かれているために、置いてけぼり感はないでしょう。 主人公たち以外の視点のお話も、こんな裏事情があったのかと物語の世界が広がります。 人間味のある魅力的なキャラクターたちが登場しますので、注目していただければ。 さいごに。 物語の主人公は実にしあわせそうに貞節の指輪を眺めますが、世界観は大変シビアです。というのもこの貞節の指輪、誓いをやぶれば砕けてしまいます。 果たして主人公の指に嵌るのは、たったひとつきりのよどみない愛の結晶か、それともあらゆる懇願の成れの果てか。それ以外か。 なんであれ、指輪はひととひとをつなぐ鎖に相違なく。 鎖に導かれた彼らの行く末を、ぜひ見届けてください。

5.0
0
バケタ

余命30000文字

愛した人たちがいた。

主人公はある時余命宣告を受けるが、それは余命が30000文字きっかりという不思議なものだった。少しでも長生きするべく彼女は、できるだけ何もない人生を歩もうとするが…… 余命30000文字という不思議な余命宣告を受けた女性が、愛した男性との間に生まれてきた子供を立派に育てようとする様子が読み手の心を強く揺さぶる。気づくと、子供のリヒトの成長していく様子に感動しているのは、きっと、この作品に優しい空気が流れているからだろう。 村崎羯諦さんの代表作『余命3000文字』をオマージュした当作は、残りの字数を使って見ず知らずの子供を助けた『余命3000文字』に対して、生まれてきた息子のリヒトの成長を見守り抜いた主人公を確かな文章と構成で描き切った。どちらもとても高い完成度なので、二つを並べて読み比べてみるのも良いと思う。 主人公には愛した人たちがいた。その人たちと余命30000文字の人生を共に生きられたのは、主人公にとってどれだけ嬉しことだったのだろうか。主人公の人生と当作の作者のつこさん。さん、それから、オマージュ元の『余命3000文字』の作者である村崎羯諦さんに敬意を表したい。 素敵な一作でした。

5.0
1
石嶋ユウ

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小説家になろうファンタジー短編完結

魔法少女になるからわたしと契約してよ

法律ヤクザな魔法少女

オチにニヤッとするが、私もこんな魔法少女はイヤだ。 短編小説に定評のある燦々SUN氏の作品で、安定した文章と構成は安心して読める。 「わたし、魔法少女コントラクターまりん! 父は弁護士母は詐欺師。愛読書は六法全書! 今日も、無法地帯出身の蛮族達に契約の恐ろしさを教えちゃうゾ☆」(本文より引用)

小説家になろう恋愛連載:119話完結

美醜あべこべ世界で異形の王子と結婚したい!

男性のみ美醜逆転の異世界に美少女イケメンハンター出陣します!

前世で喪女だった後悔からイケメンにガツガツの肉食系女子となった美少女主人公。前世含めて一目ぼれした異形と言われるほどの美少年(前世観)にアプローチをしてさっさと婚約者候補に収まり、誰も寄せ付けないいちゃらぶカップルになります。 外面もよく美少年に目がないですが、自分主観で醜いからと嫌うことはありません。恋愛対象ではなくてもちゃんと人として接する、人として優しい女の子だからこそ素直にその恋路を応援することができます。美少年と付き合うためにしていた善人の外面がよすぎてまわりからは誤解されてもいますが、そこも美醜逆転独特の笑いポイントとして楽しめます。 義理の弟を可愛がったり、不遇なイケメンも多数出てきて、乙女げー系小説っぽい世界観な感じですのでさくさく読めて最後まで一気に楽しめます。 ヒーローにも秘密がありちゃんと後々秘密を打ち明け合って、主人公が面食いなのも全部わかってもらって思いあうラブラブ小説です。 最後までぶっとんだ美醜観によるドタバタギャグが楽しいですし、完結済みなので一気に最後まで楽しめます。 世界観も楽しくもたくさんのキャラクターもそれぞれ個性がありいい人が多く、美醜逆転好きだけではなく乙女ゲー系の愛され主人公恋愛物が好きな人にもおすすめです。

小説家になろう恋愛連載:30話完結

薬師の魔女ですが、なぜか副業で離婚代行しています

恋愛ジャンルになっているが、他者の恋愛に絡んだことを仕事としている物語でヒーローとヒロインの間に恋愛は始まっていない(今後もしかしたら始まるかもしれない? というような匂わせ雰囲気で終わっている)ので、ジャンルタグつけが間違ってる訳ではないが求めていたものとは違う……という複雑な読了感だった。 物語自体はさくさくとテンポよく読めて悪くなかったので、恋愛ではなくファンタジータグであれば気持ちすっきり終えられたのになあ……と思った。