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ビヨンド・ザ・ホライゾン-あのソラへと続く道-

人は人を想う。それが、滅びた世界でも。

どこまでも荒れ果て、崩壊した世界。 しかしそれが当然であるかのように、屈託なく、天真爛漫に生きる少女、シーカ。 その少女を何よりも大切に守り続ける|兵器《兵士》ゾルタン。 死と瓦礫が埋め尽くされた街。 朽ち果て、笑い声が消えた遊園地。 聴く者が居ないままに音楽を吐き出し続けるミュージカルロボット。 そして、遊弋するかつての兵器達。 我々からすれば非日常的な毎日が、彼らにとっての日常。 この日常を兵士であり、兵器であるゾルタンと、少女シーカが お互いを思いやり、支え合い、寄り添いながら、逞しく生き抜いていく。 なぜ、ゾルタンは少女を守り続けるのか。 彼らが目指す場所に、何があるのか。 そこに辿り着いたら、何が変わるのか。 そして少女シーカは何故、終焉した世界まで生き延びられたのか。 二人の日常が描かれたこの作品を読了して数ヵ月が経つが この物語がいつまでも心から離れない。 二人の様子から、眼を離せなかった。 無機質で冷たい灰色の世界と、彼らが織りなす儚くも優しい色彩が 強烈なコントラストになって、心に焼き付いているのだと思う。 是非あなたも、二人の行く末を見て欲しい。

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防衛太郎

特捜魔法少女最前線

異世界の魔法少女、 日本で警察官になる! 超異色の警官小説?

面白いです! 異世界のプリンセスの行方を探す人間界の警官と異世界の魔法少女の異色コンビ。めっちゃおもしろそーな設定です。 まずいいと思ったのはストレスを感じず読める事。それと主人公キャラたちの性格。 突飛な事が起きてるので主人公がそれを受け入れるまでの展開がダレるケースって商用でも多いと思うんですが、この作品は、ストレスなく読めます。会話のテンポの良さもあると思いますが、キャラ性も良いんだと思います。 W主人公である大葉巡査と魔法少女加納つばめ。殻らをサポートするのは篠原警部。チームになってからの展開もスムーズ。 こちらも読みやすく、序盤にそれぞれのキャラの抱える問題が明確になっている事ものすんなり物語に入っていける要因だと思います。 この作品で特に良いと思うのは説明セリフです。 一見さらっと読めるんですけど、実際いろいろ考えられてると思います。 篠原警部が、ことごとくアニメや漫画関連ネタで例えるのがいいですね(いいわけも)。 徐々に事件に巻き込まれていく展開も心地いいですね。 こうった少しずつ事件に関わってくる展開は書くのが難しいと思うんですよね。 それをやってのけてるのは、バランスよく構成を書けるている技術があるからだと思います。 中盤になってくると大葉巡査の葛藤となっている部分も描かれ、それに伴い、つばめちゃんとの距離も近くなってくるのですが彼女の性格の良さが引き立っていい展開。 ネタバレになるので詳しく明かせませんが、キャラの良さが引き立つ相乗効果になってると思います。 好き展開です。 【特捜魔法少女最前線】は、テンポの良いコミカルな会話も好きなんですが、設定にも惹かれてます。 世界観がしっかりしてるし、キャラもいい。 個人的にはシリーズ化して欲しいです。 彼女たちの活躍も読んでみたいですけど別主人公での続編も読んでみたいです! ちなみにゴルドさんの声は、声優の森川智之さんを思い浮かべるました。 (一話(8)を踏まえて) まだラストまで読んでいないので読み終えたらレビューも加筆していきたいです。

4.0
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zip7894

【完結】シブヤのサンゾク

現代の都会の夜を舞台にした独特な魅力を持つダークファンタジーです

現代の夜の都会が舞台という設定が、物語にいい雰囲気を醸し出してます。 夜の街の生活って昼間の生活とは違う日常。どこがというのは説明しにくいですが、読んでいると、その雰囲気が伝わってきます。 この作品の、そんな描き方も好きなんですが、なんといっても、魅力的なのは主人公たちのキャラクター性です。 主人公は、人間のチハヤと幽霊のダブル主人公。 ふたりはあるきっかけで交流を持ちます。 コンビにはなりましたが、双方なにかが欠けています。 お互い、相手が何が足りないか、あるは必要なのか漠然と気が付いてる印象があります。そこを起点とする気遣いや行動が読んでいて愛おしいです。 幽霊であるシカは大昔に生きてたので現代人のチハヤとはちぐはぐな会話をする事がしばしば。 それがコミカルなんですが、沈みがちな物語に適度に明るさが足されていて、物語としていいバランスになってると思います。キャラの印象付けとしてもグッド。 比喩的な表現を含めた描写の描き方は、キャラに深みを増してる感じがして読み応えがあります。 R15なので性的描写が苦手な人には注意が必要。 その性的表現に関しては、安易に行為を描写というわけではなく、情緒的に寄せている印象なので作者さんの技術力だと思うのと、R15を考えるれば適度ではないかと思います。 なくてもあれですけど、主人公のアイデンティティーに関係すると思われるので、逆にないと深みが増さないというか……僕は、あって正解なのかもと思いました。(ネタバレになる恐れがあるので多くは語りません) 幽霊と人間のコンビの物語はアマチュア作品、映画を含めた商用作品にも多い設定ですが、『シブヤのサンゾク』に関していえば関係性が珍しいパターンだと思いました。 シカは幽霊ですが、生きてるチハヤも成仏してないんですよねえ。 その心情の描き込みが物語の大きな魅力であり、感情移入してしまう部分になってると思います。 シカとの交流と事件に関わっていくことでチハヤの心が癒やされていくといいなぁ……とイチファンとして願ってます。 この作品を読んでいると作者さんに、いろいろ才能を感じます。 シブヤのサンゾク おすすめですぞ!!

5.0
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zip7894

Sing with friends

悩みを抱えた二人が出逢い、共に影響し合い、時に助け合いながら成長していく青春物語。

【どんな物語なのか?】 主人公の一人、ゆかりの視点から始まっていく。彼女は小説を書くことが好きであり、小説家を目指してはいるものの自信を持って”これが得意だ”といえるものを持っていなかった。昔は褒めてくれた両親も、遊んでいないで勉強をしなさいと言うようになり、自分は遊びのつもりではなく真剣にやっているのにという気持ちになる。 しかしながら、「遊びか、それとも遊びではない」という概念には真剣かどうかは関係しないと思われる。仕事は明確に賃金が発生するため、遊びという分類には入らないが、賃金が発生するかどうかではなく”責任”の発生するものは、”遊び”とは異なると思われる。つまり、趣味の領域にある限り真剣であっても”遊び”と分類されてしまうのではないか? と思われる。 だがこれに関しては、大人になっても理解できない人もいるので、まだ学生である主人公が傷つくのは致し方ない。学生らしい等身大のの主人公の気持ちが描かれている物語だと言える。 【登場人物・共通点など】 日向ゆかり……夢は小説家になること 如月菜々……夢は歌手になること 【ターニングポイント】 ゆかりは落ち込んで帰った日、いつもとは違う道を通って家に帰ろうとした。 その時歌声が聴こえてきたのである。そこで出逢ったのは、夢に真っ直ぐに向かう少女。自分と違い過ぎる少女に触発された彼女は、自分自身と向き合うきっかけを得る。何故小説を書いていたのか? どんな気持ちで書いていたのか? そして好きが義務に変わっていたことに気づくのだった。主人公は如月菜々と交流することで、本来の気持ちを取り戻していく。 【テーマや良い点、感想等】 同年代の言葉だから響くというのは思春期にはよくあることだと思う。学生の頃は大人よりも身近な先輩に憧れたりするものだ。ほんの少し年齢が違うだけで随分大人に見えるが、大人に対して憧れを持ち辛いのは輝きがないからだと思う。実際にそれなりに人生を生抜いた人というのは何処か悟ってしまっており、夢をあきらめた後だったりする。そして、何が原因だったのかも理解しており若者に対して助言は出来るものの、伝わらないのだ。 思春期の年代にとって、そういう大人の言葉は耳に入り辛いが、同年代の言葉は影響力がある。そして尊敬しているならなおのこと。 ゆかりは自分より年下ではあるものの、菜々の言葉にハッとする。彼女の言葉は論理的であり的を得ており、自分にとってプラスになる言葉であったからだ。些細なきっかけかもしれないが、彼女が大きく前向きに変わるきっかけになっている。 【見どころ】 主人公の二人は互いに別な悩みを抱えている。ゆかりは小説についてであるが、菜々は友人について。菜々の悩みもまた、この年代にはよくあるケースで妬みや嫉みが原因であると思われる。しかし本人はとても純粋であり、何が原因かわからない。菜々にとってもゆかりとの出会いは救いだったのではないだろうか? 二人はいつの間にか、互いに頼れるような信頼関係を築いて行く。恐らく二人は互いに欲しかったものを得られたのだともう。ゆかりは真っ直ぐに夢に向かう気持ち。菜々は本当の友達。 時に迷い、他人の言葉に傷つき、励まし合い。二人は互いに影響を与えながら、共に成長していく。果たして、二人は夢を叶えることができるのだろうか?  あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

5.0
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crazy's7

十彩の音を聴いて

旅先での出会いは、彼女のその後の人生にどんな影響をあたえるのだろうか?

【出逢いから恋に落ちる経緯】 ワーカーホリックにより、長期休暇を得た主人公は暇を持て余し、ネットサーフィンをしていた。そこで何かを見たのかツーリングに行くことを想いつく。しかしその旅は目的地を決めることなく、気の向くまま。ノープランによるものであった。当然土地勘などもあるわけがなく、旅の途中でバイクがパンクしてしまい困っていたところを年配の女性に助けられる。 そして連れて行ってくれたのは、彼女の息子の友人が整備士として切り盛りしているバイク屋さんであった。ノープランで旅をしていた主人公は、自分を助けてくれた人の家に泊まることになる。 【主人公と恋の相手について】 ワーカーホリック気味の為、上司からの指令により有給休暇を消化することに。纏まった休暇を得たものの、恐らく休暇慣れしていなかった為か、やりたいことが直ぐに決まらない様子。そこでネットサーフィンをしていて閃いた(?)のがツーリングであった。ノープランでツーリングという予定にに乗り出したのであった。 ところどころに出てくるイメージ投影は、なにを予感しているのだろうか? 恋愛として大きく展開が変わり始めるのは”あたしとアタシの苦悩”のあたりから。恋のお相手となる人物からの視点からも物語は展開されていく。両側の心の動きが分かるというスタイルだ。 【主人公を取り巻く環境など】 主人公はバイクがパンクしてしまったことをきっかけに、ある一家と懇意になっていく。この物語はジャンルは恋愛ではあるが、彼女心が動き始めるまではどちらかと言うと、この一家との交流を深めていくという流れである。 そして、自分の中にもう一人の自分がいる、という感じで進んでいく。どうやらこの二人は、性格などに差があるようで、普段は引っ込み思案で慎重派の主人公をもう一人の存在が後押ししていたような印象。しかし今回の旅では、主人公が今までとは違う行動に出る。もしかしたら、これまではもう一人の自分の存在に気づいていなかったのかもしれない。 【感想】 予感なのか、予知なのか。主人公に直接投影される。それが何処で繋がるのか? がとても気になる部分であり、もう一人の”ワタシ”についても気になる部分は多い。ジャンルが恋愛なので、旅先で恋に落ちロマンチックな展開となっていくのだろうか? と想像していたら、想像とは違い人々と交流を深めながら、彼女が成長していく物語なのだなと感じた。 旅から始まり、日常へと戻っていくようなので旅先であったことを丁寧に描いているのだろうと思った。田舎のイメージであるフレンドリーさ。そして古き良きものなども交えてあり、田舎の雰囲気が出ているなと感じた。 主人公がこの旅を通して、どう変化していくのか。その変化が日常にもたらすものがどんなものなのか、とても気になる部分である。 【見どころ】 旅とは非日常である。主人公が休暇を貰ったものの、何をするか決めることが出来なかった。そんな彼女が休暇を楽しむために選んだのは”ノープランでのツーリング”。目的も行き先も決めずに辿り着いた場所は、田舎であった。日本というのは狭い。そして少し都会を離れると田舎、あるいは田園風景が広がっていたりするものだ。見慣れないノスタルジックな風景に心躍らせる人もいれば、癒される人もいるに違いない。そんな田舎道で、バイクがパンクしてしまった彼女。もちろん近くに修理屋さんがあるのかどうかもわからない。 立ち往生していたところに通りかかったのが、バイク屋を営む友人の息子を持つ、年配の女性であった。この出逢いは、主人公にいろんな影響を与えていく。 この物語は、いわゆる旅で出逢った人と一夜限りのロマンチックな恋というものではなく、この一家との交流を通して主人公が変わっていく物語だと感じた。生き方に憧れたり、双子を見て子供が欲しいと感じたり。恋をしたり、自分の適性に気づいたり、もう一人の自分の存在と向き合ったり。 休暇が終われば終わりという物語ではなく、これは主人公に変化が訪れるきっかけだったのだと思う。旅の終わりに、彼女が何を想いまたその先の人生で何を選択し、日常がどう変わっていくのか? そこが見どころなのではないかと感じた。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お勧めです。

5.0
0
crazy's7

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恋愛ジャンルになっているが、他者の恋愛に絡んだことを仕事としている物語でヒーローとヒロインの間に恋愛は始まっていない(今後もしかしたら始まるかもしれない? というような匂わせ雰囲気で終わっている)ので、ジャンルタグつけが間違ってる訳ではないが求めていたものとは違う……という複雑な読了感だった。 物語自体はさくさくとテンポよく読めて悪くなかったので、恋愛ではなくファンタジータグであれば気持ちすっきり終えられたのになあ……と思った。