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小説家になろう歴史・時代連載:27話完結

昔むかしのその昔 24000年くらい昔のお話

石器時代のシベリアが舞台となる作品です。 赤い粉が吹き出す奇妙な石片…… それを拾ってしまった部族は石片を遠くに捨ててこなくてはいけないと一人の若者を世界の果てに送り出す。 といった作品になっています。 私は石器時代に詳しくないので史実に忠実な世界観なのかはわからないのですが豊かでありながら厳しい自然が目に浮かぶようだと感じました。 少し残念な点として地の文がメタ的というか、〇〇はまだ発明されてない・⬜︎⬜︎となるのは何年後だ。 みたいな表現が多用されている印象を受けます。 私は作品に入り込みたいタイプの読者なので少し不満でしたが、教えてもらわないと存在するものだと思って読んでたと思うので仕方ないとも思います。 荒ぶる自然と危険な野生動物達を回避しながら世界の果てを目指す主人公の旅をぜひ読んでいただきたいです。

  • 作品更新日:2021/4/4
  • 投稿日:2021/8/27
小説家になろうファンタジー連載:662話完結

二人で一人の剣姫

170万文字を超える超大作です。 少女と転生者の青年が一つの体を共有して戦うファンタジー系で一騎打ち中心の戦記モノです。 伏線がすごくて意味のないと思ってた描写が回収されていくのはすごく気持ちよかったです。 しかしながら通常サイズの単行本なら約25〜30冊にもなる超大作な為、特にプロローグに当たる部分も戦争突入前の導入もとにかく長いです。 後から見直せば全て意味のある描写だったとわかりますが、戦記モノを読みに来た人がその前に脱落してしまわないか心配なレベルとなっています。 私がこの作品を読んでいて良かった点としては、なんか無理のある展開だなって思った際にちゃんとその無理を通したい理由とその代償を書いてくれるのでリアリティ感がでていいと思いました。 読み応えのある剣と魔法のファンタジーを読みたい人にぜひ読んでいただきたい作品です。 追記 キャラの死亡が発生する作品です。 ほぼ全てのキャラが死ぬ可能性があると思って読んでください。 (実際には初期からのキャラは半分くらい? 生き残りますけどそれはネタバレなので)

  • 作品更新日:2021/2/19
  • 投稿日:2021/7/19
小説家になろうヒューマンドラマ連載:141話完結

転校先の吹奏楽部は県下最弱!?だけど気にせず部活楽しんでいたら、いつの間にか強豪になってた

強豪校から転校してきたユーフォニアム奏者の少年が主人公の吹奏楽モノの作品です。 部活系の王道路線の作品なので目新しさは無いですが、やはり王道ならではの良さがあります。 ただ主人公がユーフォニアムという事もあって低音楽器中心なので私でも知っているような楽器の出番が少ないのは少し悲しかったです。 とはいえ楽器の説明や小ネタは面白くわかりやすいので、これはこれで楽しめたかなって感じです。 やっぱり演奏を聴くと目立つのはトランペットとかですけど、低音楽器も大切だし誇りをを持ってやっているんだなって思いました。 ただ、希望者は現れない。 コメディぽっく悲哀が描かれてました。 とても面白かったのでぜひ読んでみてください。

  • 作品更新日:2021/1/23
  • 投稿日:2021/7/12
小説家になろうファンタジー連載:40話完結

リガロの錬金術師 ~妖精と不思議な雑貨屋さん~

アトリエシリーズの流れを汲む錬金モノの作品です。 このタイプの作品は正直なところ手垢がついていますが、物語のキーとなるアイテムの提示が上手く他作品との差別化がしやすくなっているのはすごいと思いました。 あとこの手の作品って 依頼人が来る→作る→納品 を繰り返すのでグダグダしやすいのですが、個性のある依頼人達も含めて連作短編風に上手く仕上がっていると思います。 ただ、このタイプの作品が好きな人に自信を持って勧められる作品というよりはあまり馴染みのない人に入門作的な感じで読んでいただきたい作品なのかなと個人的には思いました。

  • 作品更新日:2021/1/17
  • 投稿日:2021/7/11
小説家になろうSF連載:19話完結

海の竜騎兵

クジラに騎乗して作戦に従事する竜騎兵という兵種がある世界の話です。 主人公の少女は相棒のクジラ達と共に戦争に身を投じることになります。 この作品の魅力はなんといっても迫力のある戦闘シーンです。 シャチにまたがった敵騎士とのドックファイト。 耐圧性能を活かした深海への引きずり込み。 浅度をとっての爆雷戦。 などなど多彩な戦いはとてもいいと思いました。 それと装備まわりも忘れてはいけません。 潜水服にランス、爆雷に斧などなど破損したり投棄したり使いきったりする装備品の数々とそれによって修正を余儀なくされる戦術。 変化する状況に臨機応変に対処していく敵味方の騎士の姿に注目して欲しいです。 とても面白かったのでぜひ読んでみてください。

  • 作品更新日:2021/5/15
  • 投稿日:2021/12/20
小説家になろうヒューマンドラマ連載:92話完結

最愛なる猛毒、致死量の慈愛。

周囲にいくつもの問題を抱えながらも日常を取り繕ってきた少年が主人公のダーク系ヒューマンドラマです。 彼がなんとか維持してきた日常が優等生だと思ってきた人たちの秘密を知ってしまったことで崩れていきます。 この作品は読んでて予想外のことが多くてハラハラしながらページをまくってました。 人間の醜くもどこか憎みきれない部分がグチャグチャのドロドロに表現されていると思います。 そしてラスト。 みんなが少しずつ救われたような救われてないような終わりで、後味の悪い読後感が逆にいいというか。 特にあの人に至っては忘却が救いになったのか、今でもわかんないです。 正直、私に想像できる余地を超えてます。 すみません。 複雑すぎてレビューしきれないです。 とにかく読んでください。 私に言えるのはそれだけです。

  • 作品更新日:2021/5/31
  • 投稿日:2022/1/13
小説家になろうSF連載:28話完結

忘却の天井

地球を半ば覆う構造物。 通称『天井』によって太陽の光がほとんど届かなくなった世界で細々と暮らす人類が描かれたポストアポカリプス作品です。 少年と少女は老技師が遺した車に乗り込み赤道にリング状に架かる天井を目指して旅をすることになります。 なんといっても独特の雰囲気がある作品で1日数分しか日が登らない地域でたくましく生きていく人々の姿や文化が素晴らしいと感じました。 この世界ならではのギミックもたくさん出てきて、それもまた雰囲気を補強してすごくよかったですね。 はたして2人は軌道エレベーターまでたどり着き天井に行くことができるのか? 2人の冒険をぜひ見届けていただきたいです。

  • 作品更新日:2021/3/21
  • 投稿日:2021/7/9
小説家になろうファンタジー連載:34話完結

「ジョブが忍者の癖にやかましすぎるだろ……」と冒険者パーティを追放されてきた爆音忍者四人衆と、来月末までに莫大な借金を返さなくちゃいけない子爵令嬢の浮き沈み激しい二ヶ月分の人生~超速い。忍者なので~

莫大な借金を抱えた令嬢がダンジョンで荒稼ぎするために忍者を雇うもうるさすぎるメンバーばかりが集まってしまうというコメディー系の作品になります。 まず、モンスターを倒さずに宝箱だけ開けまくれば良くね? という発想により忍者が花形職になっている世界というのが面白いです。 さらにそこから爆音忍者というネタに繋げて、しかも一発ネタで終わらせずにそれなりの長さに仕上げているのはすごいと思いました。 主人公もツッコミ役かと思わせて実は一番ハジけたキャラなのもパーティ全体のハッチャケぶりを加速させててよかったです。 なんというかあらかさまに非常識なキャラがいなくて全員、常識人っぽさもあるのにまともじゃないあたりが面白いと感じました。 副会長が好きです。 私が珍しくハマったコメディー系の作品なので、ぜひ読んでいただきたい気持ちが強いですね。 よろしくお願いします。

  • 作品更新日:2022/5/6
  • 投稿日:2022/6/20
小説家になろうヒューマンドラマ連載:22話完結

私の穢れた血を洗いに

侵略国家の兵士と陵辱を受けた現地の民間人との間に生まれた戦争混血児がテーマの作品で、主人公の少女は混血児であることを理由に村の人たちから迫害を受けています。 復讐のために父親を探すというかなり重めなテーマを扱った作品で、全体的に暗い作品です。 主人公自身も被害者なのに侵略者の仲間だとして批判されたり攻撃されたりする展開が多くて読んでてつらかったです。 しかしその一方で主人公の助けてくれる人たちもいたりして希望もありました。 このようなテーマですから楽しく読めるような作品ではないですが戦争の悲惨さやむごたらしさに触れる一助になるかと思います。 このような世界情勢の今だからこそ注目されて欲しい作品であるといえますのでぜひ読んでいただきたいです。

  • 作品更新日:2021/9/13
  • 投稿日:2022/8/13