プロキシマ・ケンタウリからきたオウムアムアがヒューメイリアンのパンスペルミアだったらどうする?
最終更新:2020/2/2
作品紹介
隣の席の留学生ドロシーはUFOや宇宙人などが大好きな都市伝説オタク。 そんな彼女がある日僕(セイヤ)に話してきた内容は…… 「プロキシマ・ケンタウリからきたオウムアムアがヒューメイリアンのパンスペルミアだったらどうする?」 なんとも荒唐無稽なカタカナを羅列しただけの仮説だった!! そんな証拠も情報ソースもない仮説信じるものか!!論破してやる! 割とどうでもいい宇宙討論会が……今始まる!!
評価・レビュー
嘘か狂言かはたまた本当か。宇宙人ドロシーの言葉の唯一の『真実』
ある日の放課後、オカルト好きのドロシーが口にした驚愕の事実。 その意味を理解できるからこそ、彼は『選ばれた』のだ。 だからこそ、彼女の告げた言葉とその行動の不気味さが際立っていく。 そしてその中に輝く、青春のキラメキのような彼女の想い……。 だが翌日、世界は『なにも変わっていなかった』ただ一点を除いては。 赤い目のドロシーの言葉はどこまでが真実だったのか。 そんなことを思いつつ、まあ、これからもお幸せに!
4.5
シャル819
もしかして、本当に……?
二人にしかわからない暗号的会話を説いていく過程で彼女の魅力を描き本当にヒューメイリアンなのかもと信じさせる構成が楽しい作品でした。
4.0
藤屋順一