最強ですが、何か? ~魔法が使えないから『人間じゃない』と虐げられ、実家を追放された少年、人とすら見做されない超ハズレ才能【底辺召喚魔法】を魔王の弟子となって極めたら実は世界最強の魔法でした~
最終更新:2021/7/11
作品紹介
魔法王国ユグドラシルの貴族の次男として生まれたアルベルトは魔法の才能がないと蔑まれ、冷遇されていた。 そして 12歳のときに神より贈られる天恵、才能魔法が鑑定される。 王国でもとりわけ魔法に秀でた才能魔法を持つ魔法使いを輩出してきたベルナドッテ家だが、彼の才能魔法は【底辺召喚魔法】という才能を持たない者より劣る超ハズレ才能だった。 「貴様は人間ではない!!」 この時から魔法の才能がないアルベルトは才能魔法を持たない者は人ですらないという歪んだアースガルド人の思想の元、実家はおろか、街からも追い出されてしまう。 失意の底で家族に見殺しにされそうになったアルベルトだったが、一人の少女に出会う。 少女【魔王】アルべルティーナに偶然拾われたアルベルトだったが、実は【才能魔法】は一つの魔法だけを生まれつき使える欠陥品だと言う。 そして、アルベルトの持つ、【底辺魔法】こそ、魔法の至高に至る才能魔法、努力により何処までも、いくつでも魔法習得、進化できる真の才能だった。 魔王を師匠に3年間の修行の後に火の神級魔法を身に付け、全ての上級魔法を習得し【底辺召喚魔法】を極めるため、人界に降り立ったアルベルトはかつて自身を虐げた兄に出会う。 そして歪んだ王国の腐った貴族社会を正し、虐げられた亜人達を救い、やがて王国の英雄として名を馳せることになる。 これは【底辺魔法】の天才が真の才能で周囲を驚かせながら世直しをしてしまう物語である。 注意;本作品はパイロット版で全4話の中編となります。サクッと読みたい方向きです。 後日連載化するかもしれません。
評価・レビュー
まだレビューはありません。