【書籍化】アルマーク ~北の剣、南の杖~
最終更新:2024/2/11
作品紹介
旧タイトル:北の傭兵の息子が南の魔法学院に入学する話。 戦乱の絶えない北の大地で傭兵団の一員として生きてきた少年アルマークが、父との約束に従って平和な南の魔法学院に入学します。 長い旅の末にたどり着いた学院での生活は、今まで自分がいた世界とは全く異質なものでした。 そのあまりのギャップに、アルマークは戸惑うことばかり。 しかし失敗を重ねながら、仲間や先生の助けを借りて、徐々にその才能の片鱗を見せていきます。 KADOKAWA MFブックスより、ウェブ版にさらにエピソードを大幅加筆した書籍版第一巻、第二巻、発売中です。大幅書き下ろしの第三巻は2023年7月25日、コミカライズ第三巻は2024年1月23日発売しました!! 外伝「アルマークの旅 〜南へ〜」もお見逃しなく!
評価・レビュー
とも
2
一歩ずつ踏みしめるように
北の地では戦乱が絶えず、多くの傭兵団が活動していた。 その一つ「黒狼騎兵団」の副官の子として生まれたアルマークが主人公。 彼は、たまたま北の地を訪れていた魔法学院の長に才能を認められ、南の地へと向かいます。 彼自身は家族や仲間と共に戦っていたかったようですが、父親には別の考えや願いがあって、最終的にはアルマークが折れた形。 南の地はあまりにも平和で、それまで彼が見てきた世界とは全く違う。 おまけに戦乱の煽りを受けて入学が2年遅れたこともあって、最初は手探り状態で失敗もします。 それでも良い縁に恵まれてアルマークは進歩していくし、彼の影響を受けたクラスメイト達も変化していき、相互に成長していってるのがとても良いですね。集大成とも言える、魔術祭の劇は是非見て欲しい。
ちゃか