第三次世界大戦が終了し、途方に暮れる人類。そんな中、突如空を割って射し込んだ光と共に、神を名乗る女性が、人類に対してとある試練を提案してきた。それは、秩序の崩壊したこの世界の中から、三千万円という現金を持って、光の射す場所に自分がいるので、そこに来ること。持って来た者だけが楽園に至るチケットを手に入れ、持って来れなかった者は地獄に落ちる。生前の行いは無関係であり、必要なものは現金のみ。そして、先着一万名のみがその権利を有する。かくして、史上最大の現金争奪戦が始まり、その後に気まぐれな神は、天地開闢以来の最も過酷な罰ゲームを開始する。その名は「爪の音」という――
更新:2010/11/11
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