姫は宇宙に愛される

千年経っても語り継がれる、宇宙規模ラブロマンスを今ここに。 宿世の糸をあなたは信じますか？ 時は、平安と呼ばれていた世。 宿世の糸によって結ばれ、ただ穏やかに、甘く幸せに暮らしていた夫婦。 溺愛していた妻の存在を巡り、神々の思惑と闇の力で幸せだった日々が儚く散り、夫は失った妻を求め、再び見つける事を誓う。 それが自分自身が輪廻の輪から外れる事だとしても。 そして現代。 千年の時を超え、夫だった者は妻を見つけ、再び腕の中へと希う。 記憶を封印された妻は、少しずつ夫だった者と心を通わせ、幸せの中で微睡む。 その幸せを阻むのは、神か魑魅魍魎か。 再び神々と妖、人間の世を巻き込んだ恋物語が始まる。 よく見かけるタイトル風にまとめると「千年前に見初められて夫婦でしたが、神様の選択で宇宙の鍵となってしまった為に命を落としてしまい、夫が転生してまで溺愛ス〇ーカーっぽくなっています。」 といったお話しですが、全方向愛されヒロインに基本シリアス。 日本の神様たちと、古代日本、現代と入り乱れる為、古式用語や漢字の羅列が多いです。