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作者:桃丞 優綰

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作:桃丞 優綰

朝が来て、晩が来る

朝、昼、夕、夜、晩 それぞれをテーマにした別々の短編がいつの間にか一つにまとまる今作。 それぞれの副題は以下の通りです 朝 予告された死(小学生の時に考えたやつ) エリート街道を走ってきた勝ち組の男がある日、 占い師を名乗る女性に死を占われてしまった。 しかしどうやら、1週間以内に死ぬと言われたそれには回避する方法があるのだとか 1、早起きをすること 2、水に気をつけること 3、人に奉仕すること 男は占いなど信じないと言いつつ、3つの注意事項を気にかけるのだった。 昼 おばあちゃんとわたし(後付けで作った作品) 詩で語られる、おばあちゃんとわたしの話 愛しい人がいて、しかし結ばれない恋を体験するおばあちゃん 親を愛しく思う一方で、虐待をされる少女 二人の心情が昼のまどろみの中で語られる 夕 好きです!(高校生の時に考えたやつ) 女性が大路地を歩いていると、丁度噴水のある広場で高らかに叫ばれた 「好きです!」 振り返ると、見知らぬ男が立っていた。 周りに人が集まる中、男から逃れようとする女性 だが、男は無垢にも女性を離さなかった と、そんな中で女性は過去を思い出す。 夜 うるわしの少女(当人中に作ったやつ) 魔女を探しに来たプロになりたての小説家 魔女がいるのは、とある村の片隅の森の中。 男は果敢にもぐんぐん森の中へと進んで行く。 が、やはりというか迷子になる。 夜も更ける中、滝の近くを通った時 ザバーン 人が滝壺に落ちる姿を目撃する。 自殺か何かと慌てる男をよそに、ダイビングスーツを着た少女が浮かび上がってきた。 そんなこんなで少女の家に送ることになるのだが、そこで噂に聞くような家に辿り着く。 晩 つきのワルツ(後付けで考えたやつ) その青年は病室にいた。 事故に遭ったのだ。 右足を負傷してしまったらしい。 もう、2度と踊れなくなってしまった。 そう、彼はプロになろうかというダンサーだったのだ。 夢が潰えた彼は、彼女との会話で癇癪を抑えきれなくなってしまう。 「「別れよう」」 どちらともなく言われた言葉を最後に青年は本当に一人となってしまった。 そんな青年の前に占い師を名乗る女性が現れた。 5つのストーリーが折り重なって一つの物語を紡ぎ出す。 貴方に見せたい、貴方を魅せたい物語です。 カクヨムにも掲載します。

更新:2018/11/30

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