貧乏でも幸せに暮らせるようにと母に名づけられた姉妹チルチルとミチルは、チルチルが17歳、ミチルが14歳のときに母を失い、寄る辺のない暮らしを送ることになったが、チルチルはブルーバードという喫茶店で働き始め、そこで知り合った大金持ちの青年に見初められ、熱心に求愛される羽目になる。しかし、あまりにも世界が違っていることと、庶民をバカにしている青年の家族や召使が厭で、チルチルは求愛をいったんは断ってしまう。そのとき、青年がとった行動は?そして、二人の運命はどうなるのか?名作『青い鳥』とは全く異なる話がここに誕生するのである。
更新:2010/6/25
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小説の登場人物は双子として生まれてくる。今回の主人公、深山雪菜と玉村瑞穂もそうした双子の一組である。しかし、雪菜は男の子とのデートに余念がないのに、瑞穂はほのかな慕情を幼馴染である雪菜に抱き続け、一人で苦しんでいた。そんなある日、雪菜はある青年と運命的な恋に落ちるが、その相手は瑞穂の大嫌いな男だった。その男、本多司郎は今は実家に身を寄せいているが、東京で何事かを引き起こしたらしい、危険な人物だった。果たして瑞穂は雪菜を救うことができるのか?司郎の犯した罪とは何なのか?瑞穂の思いは雪菜に通じるのだろうか?
更新:2010/3/30
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