死んだ彩から、恋人だった亮の携帯にメールが届き始める。ついには写真まで。彼女の部屋に置かれたネットブックには、はっきりとその送信履歴が残っていた。霊界からの通信か、主のいなくなった彩の部屋にだれかが忍び込んで送っているのか。すべてが明らかになったとき、彼女の親友、妹、亮の三人はつらく悲しい結末をむかえる。
更新:2010/5/24
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待避線で背中合わせに止まる急行待ち列車。ドアの窓越しに、彼は制服の少女と毎朝メモ書きの会話を始める。しかし、二人には悲しい別れが待っていた。最後の日、ペンのこわれた彼がとった行動は。
更新:2010/5/5
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医療機器につながれた臨終の男に、妻は話しかける。遅かった初恋に胸ときめかせた高校時代。若い二人に待ち受けていた悲運、友の裏切り、結婚、出産。三十年の追憶に、彼はかすかに目を開けた……。
更新:2010/3/19
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死んでやる!と叫んだ間違い電話の女。気になった男は、彼女の話していた山のバス停へ旅立つ。くねくねと九十九折(つづらおり)の道を登ったバスが着いたのは、さびしい村の終点だった。女の姿をさがした彼は--。あたたかくも、胸しめつけられる男の物語
更新:2010/3/10
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むかし昔、あるところにヴェルサイユ城というお城がありました。そのお城には、マーマ姫という、それはそれは美しい……。今回は、少年団が中世の世界へワープ、お姫さまと隣の国の王子さまを結婚させるよう、王さまから命令を受けます。さて、その首尾は――。
更新:2010/1/27
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今回は、早すぎた葬送の特集です。世界のお見送りスタイルを集めました。鳥葬、風葬、水葬からミイラ葬、宇宙葬、果ては生前葬までさまざま。ちょっとブラックっぽいかも。
更新:2009/12/3
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男の死刑が行われた。しばらくして、一審で裁判員を務めた女性がマンションの踊り場から飛び降りた。裁判員制初の死刑執行だっただけに、心配されていた一般人が人を裁くことの重圧と困難さを、マスコミはヒステリックに書きたてた。だが……。
更新:2009/12/1
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病室で老人が、じっと壁を見つめていました。間もなくこの世を去らなければならないのです。しかし、彼は寿命の長短が不平等だと考えていました。これを知った神様は、彼に命の贈り物を与えました。しかし、それには条件がついていたのです。
更新:2009/11/26
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突然、この世から化粧がなくなった。さあ大変だ!男も女も大混乱。自らの過去を悔い改心する女、けんかする男、職業転換を迫られる人々、自然も泣いている――近未来からの仮想現実ドキュメントをお送りする。ただし、今回も超短編集。小用トイレの間に読めます。
更新:2009/10/9
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