”目が覚めたら、なんか、ネズミになっていた。” たったそれだけなんだけど、その一言に込められた破壊力は私を絶望の淵へと叩き落とした。 なんだよネズミって、ネズミってなにが出来るんだよ。私は剣も魔法もあるこのふざけた中世ファンタジー世界でなんか唐突にチュウ生を歩むことになる。 食物連鎖の最底辺の私(ネズミ)が進化を重ねながら成り上がる、たったそれだけの話。
更新:2023/4/21
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目が覚めるといるはずのない見知らぬ場所にいた。どうやら私は《異世界転生》したらしく、その身体は様々な条件を満たすことで《進化》ができるモンスターになったらしい。そんな私は突如現れた《謎の声》に半ば押し付けられる形で、「人類の敵にならないか」と誘われた挙げ句《自分のステータスを記録出来る不思議な書》を与えられたのだ。 私としては新しい世界で人間としてのほほんと暮らしたいのに、どう足掻いても人類の敵にしかなれない絶望を抱きながら流れ流され強くなっていく……そんな話である。
更新:2021/5/9
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