ふたりごと。番外編と続編の短編集です。 初めに、本編[link:novel_view?w=14621637]を読んでからお願いします(><) 2010年9月~2011年1月、 2011年5月~6月 2012年1月~2月 🌸文庫化されました(集英社、ピンキー文庫)🌸 *本編の『ふたりごと。』も文庫発売中です。 *高3の夏は、「こはるごと。上巻」、卒業編は、「こはるごと。下巻」の文庫へそれぞれ書き下ろし収録しています。 **のん*さまが描いて下さいました美麗イラスト集です(;_;)[link:novel_view?w=21187542]
更新:2012/6/30
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あたし、奥村実咲(おくむら みさき)は、中2のバレンタインに幼なじみの律ちゃんと初めてキスをした。 あれから時は過ぎて、中3の春。 あたしたちの関係は、あの日以来すごく曖昧。 「なんでキスしたの?」 「じゃあなかったことにすれば?」 ただの幼なじみ、恋人、友達……――。 どれにも当てはまらないあたしたちの関係は、推定幼なじみ。 「もう好きじゃないよ。……奥村」 「律ちゃんとは、ずっと幼なじみのままがよかった」 一生幼なじみのままで傍にいれるなんて本気で思っていたわけじゃないけど、 あたしは一生そのままで傍にいたかった。 「律ちゃん……、好き」 「ごめん」 *** *文庫発売中です。 上下巻、集英社ピンキー文庫。 *表紙イラスト・加工→えりのすけさま✨ *2010.09.24~2013.03.07
更新:2013/3/8
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松下孝斗(まつした たかと)19歳。 夜の海で、セーラー服姿の女の子を拾った。 「あたし……。あたしの名前?……わかんない」 彼女は自分の名前すら分からない、記憶喪失少女。 「孝斗さん顔赤い。……照れてる?」 「……そういうことは、思ってても言わないように」 記憶喪失の少女との、奇妙な二人暮しが始まった。 彼女の手がかりは、薬指の指輪に書かれた『ユウキ』という名前だけ。 「孝斗さん、一緒に寝てもいい?」 「…………だめ」 彼女はきっと忘れるから、好きになってはいけない。 「お前、俺のこと忘れるんだってさ」 「あたしはずっと傍にいたいのに」 願わくは、少しでも長くこの時を。 「あなたが呼ぶのなら、あたしは“ユウキ”。 あたしの名前は、あなたに呼ばれるために存在していればそれでいい」 *** 初めて書いたお話です。 未熟です、とても。。。
更新:2012/1/16
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