アナスタシアの幼馴染みであるマティスは色気だだ漏れの青年、らしい。 らしい、というのはアナスタシアはもう一人の幼馴染みロンバルトと共に彼の色気がまったくわからないからだ。 幼馴染みの色気にも自分の気持ちにも気づかない鈍感令嬢と生まれながらの色気過剰症の青年とその周囲のにぎやかな日常のお話。
更新:2024/5/8
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人違いで婚約の申し込みをされたクラウディア。 即座に撤回されたが彼女は気にしない。 社交界での醜聞になりかねないが、そもそも彼女は社交界の評判を気にしてはいない。 ただ領地にこもって好きなことをしたいだけ。 なので、社交界で彼女は”幻の令嬢”だの”引きこもり令嬢”だのと揶揄(やゆ)されている。 ただ単に世間話として友人に人違いで婚約を申し込まれ即時撤回された話をしていると、友人が自分の兄を薦めてきた。 その兄は最近仕事をしすぎて婚約者のことを疎(おろそ)かにした結果、婚約破棄されたばかりだという。 上司の気遣いで早めに帰宅した友人の兄から誘いを受け、あちこち出かけるようになりーー
更新:2024/5/6
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アンリエッタは第一王子クロードが口説いてくるのを冷めた気持ちで聞いていた。 茶番であることがわかっているからだ。 発端は、クロードと恋人の逢瀬を偶然不幸にも目撃したことだった。 恋人を嫉妬の対象にしたくないから身代わりになれ、と言われて婚約者がいるからと断る。 ならば自分が一方的に口説くから適当にかわせばいいだろうと言われる。婚約者から誤解されると面倒なことになると断ろうとすると家と公爵家の忠誠を疑われ、身内や誤解されたらまずい人たちへ事情を話す許可をもらうことを条件に渋々引き受ける。 クロードの目論見通り令嬢たちの嫉妬はアンリエッタに向かい、嫌がらせを受ける。 その裏で、王太子の選出が静かに始まっていた。 ※始めのうちは説明が多くなります。
更新:2024/4/24
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