人知れずひそむ、異常現象を振り撒く書物――魔導書から人々を守る魔導書管理局に勤める花菱エリ。今回彼女に斡旋された依頼は、人喰い絵本の封印。 一見簡単に思われる依頼だが、その内容は一筋縄ではいかないもので……。 景浦れい様主催「第八回 瞬発力を鍛えよう! チキチキ即興小説コンテスト!」参加したかった作品。企画ページは以下リンクより飛べます。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891242506 ©︎ 2019 蟬時雨あさぎ
更新:2019/9/29
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現代。御影市。高校三年生の夏。 何の変哲もない蝉時雨と陽炎の昼下がりだった。 一枚のアルバイト募集のビラが指し示す仕事先は、なんと探偵事務所。胡散臭さ満点のビラに興味を持った僕が向かうと、出てきたのは探偵というには年若い優男で。 「やあ、お客さんかな? いらっしゃい」 魔術師で探偵の青年との出会いが、住み慣れた街に潜む謎を浮かび上がらせる――。 ※物語の性質上、応援コメント欄にネタバレや、他の読者様の推理を含む可能性があります。未読・既読に拘らず、全て自己責任での閲覧をお願い致します。※ ©︎ 2019 蟬時雨あさぎ
更新:2023/5/4
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