希代の天才として魔術学院に招かれたフィオナは未来に希望を抱いていた。属性がなくて魔術が使えないと発覚し、落ちこぼれの烙印を押されるまでは。 期待が大きかったこともあり、無属性の能無しとクラスメイトから馬鹿にされる。 だが、フィオナに属性がないわけではなかった。六属性すべての光が合わさった結果、自然光と同じように白い光となっていたのだ。 属性が相殺しているせいで魔術は使えないが、魔力の純度は間違いなく世界最高。その価値を知る少女と契約し、フィオナは魔法少女となって成り上が…… 「――って、魔法少女ってなに!? あたし、魔術師を目指してたんだけど!?」 フィオナはそこで意外な事実を知り、思ってもない運命に巻き込まれていく。
更新:2019/1/23
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