ある日、女神様が白いケモノをうみました。女神様は白いケモノにいいました。 「これから、黒いケモノの王子様がやってくるの。とても孤独な王子様だから、おなかを見せてなでさせてあげてね」 「わかりましゅた」 やってきた王子様を見た白いケモノは、白くふわふわの毛があるおなかを見せました。 「どうじょ、おなかをなでてください。さわると、きもちいいです」 王子様は顔を赤くして、尻尾をブンブンゆらしました。 ※短編「どうぞ、おなかをなでてください」のシロ視点、加筆したものです。短編のときと、台詞が異なる箇所がありますが、ストーリーに変更はありません。
更新:2021/7/1
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