父の死を切っ掛けに、ノエルは十六歳という若さで侯爵の地位を継いだ。 父の残した優秀な文官と力を合わせることで、かろうじて領地の運営を続けていたノエルだが……ある日、義妹のシャーロットが許されぬ罪を犯してしまう。 父の死を切っ掛けに、傍若無人な振る舞いが目に付いたシャーロット。彼女が罪を犯したことで、ノエルが領地を守るために結んだ政略結婚もご破算となってしまった。 父の遺言に従い、シャーロットのおこないを黙認していたノエルだが、これ以上は庇いきれないと、シャーロットの犯したすべての罪を暴き立て、処刑台へと送るのだが…… *なろうにも投稿します。
更新:2020/12/11
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