〝つがい〟――他者からのくちづけによって生かされる者。 その中の一人、綾音はつがうべき相手(孝仁)に置いて行かれた。緩慢に弱っていく体で生きる綾音の前に、孝仁の代わりに現れたのは獣のような男。彼との出会いで変わりゆく自分に綾音は戸惑い、そして惹かれていく。
更新:2015/4/12
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