――滅びの塔を駆け昇れ、我は黄泉竈食ひの獣なり―― 突如として現れたサワリと呼ばれる異形。 自らの魂を武器として、サワリと戦う少年少女の物語。 十年前に起きた第一次大規模飽和流出。 その惨劇の夜は『共食い』と呼ばれる“サワリを喰らうサワリ”によって、幕を下ろした。 『共食い』がその後、一体どこに消えたのか……。 両親を、愛する妹を奪った灼熱の力を手に、一人の少年がその事実に立ち向かう時、世界を滅ぼす最初の歯車が回り出す。 その中心にいるのは、少年と、もう一人……。 全てを破壊する為に戦い続ける、殺戮の少女だった。 ――黄泉比良の命、千を殺めも分かず――
更新:2015/10/19
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