高校時代、悪役としての使命を全うし、恙無く終わった。 と、思ったのもつかの間、まだ続きがあると知る。 それでも、また悪役をするのだろうと高をくくっていたのが悪かったのか、大学に入ってから始まった事態は、予想の斜め上を行った。 まさか、この私がヒロインとか、どんな茶番か知らないが、どう考えても配役ミス。 けれども、始まってしまえば、茶番と知りつつも、エンディングを迎えるまでは逃れられない。 何一つ面白くない日々の始まりとはいえ、これが私の現実である以上、どれほど不本意でもやり過ごすしかない。 とっても面倒臭い。 悪役令嬢改めまして、元婚約者様あらためまして、の続きです。
更新:2019/2/28
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。