”Hi , Ken.” 幼なじみに紹介された外国人から、英語で呼びかけられた瞬間、俺はここが前世で英語を習っていた教科書「New Voyage」(中学用)の世界だと気が付いた。 ただでさえ文章量が少ない中学英語の、しかもメインではない脇役、出番などほとんどない。 まぁ英語は苦手っつうか全然喋れない、だからそれは全然構わない。 ただ、一つだけ問題があった。 簡単な絵で描かれていた、本来天然パーマでソバカスまみれだったはずの外国人は、サラサラ金髪、碧眼の、モデルのようなハンサム。 そんな彼を見る幼なじみは、とってもメスの顔をしている。 Oh⋯⋯どうすりゃいいんだ、この気持ち。 絶対に、許せない。 とんでもない嫉妬心が、俺の心を支配する。 ※カクヨムにも掲載
更新:2019/11/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。