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Episode105

Page441

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勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録

勇者は罰。最大最悪の罪で『勇者』とされた者たちが、魔王を倒す物語

まずこの作品における『勇者』とは、最大最悪の罪を犯したものに科される懲罰である。 主人公もその仲間たちも、その懲罰を背負うも当然の罪人であり、 誰も彼もが恐るべき罪を言動から覗かせ、あるいは現在進行系で犯し続けている存在だ。 そんな勇者たちに科される任務は、世界を侵食し続ける『魔王現象』の撃退。 かくして、勇者と魔王は相対することになる。 ただ目の前の魔王に抗い、それを倒すために戦う。 たとえ死んでも蘇らせられ、再び最悪の戦場へと送られる。 戦い続けることそのものが罰。それが勇者刑。 主人公ザイロはその中でも特級の『女神殺し』の罪を背負う勇者。 彼の根底を支えるものは『怒り』であり、それは自分自身と、世界に向けられたものだ。 その怒りでもって彼は誰かを救うために死地に飛び込み、 魔王に対して無謀ともさえ思える突撃を繰り返す。 そしてそんなザイロの元に、新たな『女神』テオリッタが現れる。 彼女と契約し、ザイロは再び女神の騎士として戦場を駆け巡る。 最悪の犯罪者『勇者』たちによる、最強の魔王討伐劇。 過去を失い、今を縛られ、未来には絶望しか残らない。 それでも彼らの生き様は不思議な熱を帯びている。 まさに痛快ダークファンタジーと呼ぶにふさわしい傑作である。

5.0
1
シャル819

書簡

胸締め付けられるおとぎの恋

どんなちいさな命も尊び、愛することのできる少女・イリスと、ひょんなことから彼女と手紙のやり取りをすることになった騎士・フェリクスの物語です。 イリスは心優しく聡明で、茶会のみんなが嫌がるシャクトリムシだってへっちゃら。どころかそっと逃してやるのです。 物語の構成の隙のなさ、情景が浮かぶようなうつくしい文章、イリス視点のどこまでも優しい世界への眼差し、フェリクスの愛情深さ。その全てが水のように溶け合い、ふくらみ、まるでお伽話を読んでいるような心地になります。 どうして彼らが惹かれ合うのかを、不用意に愛や恋といった単語を用いず、嵐のような愛憎を挟むこともせず、おだやかな海のような物語全体で説得力を持たせている手腕は、実に見事です。 それでいて、間違いなくこのお話はふたりの「恋物語」なのです。せつなくなるほど。 きっと物語の結末にたどり着いたとき、登場人物たちとの別れが寂しくなるし、彼らみんなの幸せを願うほど、いとおしくなると思います。 フェリクスの過去は本作ではあまり書かれませんが、番外編もありますので、気になった方はどうぞ。

5.0
3
バケタ

白金のイヴは四大元素を従える

◇繊細■精緻□世界の扉◆

繊細な筆致、精緻な描写、心が開く世界の扉。 さり気ない日々、何気ない出来事、日常からちょっと外れた事件のはずが――。 丁寧な事実の積み上げが、やがて一気に拡がる作品世界を支えています。 タイトルの意味が明かされると同時に、紙面の裏で息づく生命の営み、これが実感を伴って迫ります。 繋がる事実。 絡まる想い。 積み上げ縮めるその距離を。 運命の気まぐれが弄び、 心の迷いが惑わせる。 波乱を呼ぶ過去。 迷いを呼ぶ情。 怒り、涙、すれ違い。 悲嘆に暮れた過去が在り、 胸を圧する事実が迫り、 行く手に難関が立ち塞ぐとも。 されど胸の奥深く、 心を呼ぶ糸、撚り編み上げて、 徐々に織りなす、絆のかたち。 森の外、緑の向こう、 風が吹き抜け、火が灯る。 息吹く命とその理由、 心と心が揺れ動き、 時には離れ、 時に寄り添い、 想い、 問いかけ、 情を育てて、 慕う強さと、 想う優しさ、 意志の力が変えるもの。 森深く住まう少女が持つ秘密。 迷い込む貴族の中に芽吹く熱。 穏やかな日々、期せぬ再会、揺れる心とイヴの意味。 開ける世界と起伏の情が、 少女を導く、その先は。 『白金のイヴは四大元素を従える』 心の行方に在るものは。

5.0
0
中村尚裕

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小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろう恋愛連載:119話完結

美醜あべこべ世界で異形の王子と結婚したい!

男性のみ美醜逆転の異世界に美少女イケメンハンター出陣します!

前世で喪女だった後悔からイケメンにガツガツの肉食系女子となった美少女主人公。前世含めて一目ぼれした異形と言われるほどの美少年(前世観)にアプローチをしてさっさと婚約者候補に収まり、誰も寄せ付けないいちゃらぶカップルになります。 外面もよく美少年に目がないですが、自分主観で醜いからと嫌うことはありません。恋愛対象ではなくてもちゃんと人として接する、人として優しい女の子だからこそ素直にその恋路を応援することができます。美少年と付き合うためにしていた善人の外面がよすぎてまわりからは誤解されてもいますが、そこも美醜逆転独特の笑いポイントとして楽しめます。 義理の弟を可愛がったり、不遇なイケメンも多数出てきて、乙女げー系小説っぽい世界観な感じですのでさくさく読めて最後まで一気に楽しめます。 ヒーローにも秘密がありちゃんと後々秘密を打ち明け合って、主人公が面食いなのも全部わかってもらって思いあうラブラブ小説です。 最後までぶっとんだ美醜観によるドタバタギャグが楽しいですし、完結済みなので一気に最後まで楽しめます。 世界観も楽しくもたくさんのキャラクターもそれぞれ個性がありいい人が多く、美醜逆転好きだけではなく乙女ゲー系の愛され主人公恋愛物が好きな人にもおすすめです。

小説家になろうコメディ短編完結

俺がパーティーから追放したひよこ鑑定士が、SSSランクになって復讐しにくるらしい

アイデアは面白い。

でも、ひよこ鑑定士、全然関係なかった。。。