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ジャンル:ヒューマンドラマ

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蛍地獄奇譚

タイトルからは想像できないほど、温かくてコミカルな物語

【物語は】  妖怪が人間界へ出入りする鬼門にて、ある事件が発生したことから始まっていく。  主人公は閻魔大王の次男。  彼は事件のあった後、父である閻魔大王から呼び出しを受け、そこで人間界へ行き兄を助けるようにと言われるのだった。 【登場人物について】  この物語は、多視点で展開されていく群像劇。  主人公の蛍は兄と仲が良くなかったため、人間界へ行けという父の指示を断るかのように思われたが、彼には彼の考えがあるらしくあっさりと人間界行きを承諾する。  恐らく、蛍となずなのw主人公なのではないかと思う。     地獄から来た蛍は、出生が元で鬼たちに妬まれているように感じる。認められていないという方が近いのだろうか?  なずなの方は、何かを感じ取ることのできる少女という印象。 【物語について】  主人公蛍と彼の面倒を見ている三吉という二人のやりとりがコミカルで面白い。  言葉遊びをしているような面白さが、そこかしこにある物語でもある。  彼らの人間関係については徐々に明らかになっていくが、誰が人間で誰が鬼で、誰が妖怪なのか一見わからない。  なので、主人公がピンチのように感じても、実際は違ったりする。  蛍は飄々としていて、人間界でならいじめに遭っている状況にも関わらず、文化の違いなどからそれに気づいてはおらず、感じ方のズレもまた面白い。  視点の切り替えが多いので、読み手は選ぶかもしれない。 【物語の見どころ】  閻魔大王の次男は父から、人間界に解き放たれた妖怪と門番を襲った者を調査する兄を助けるように言われてある学園に生徒として通うことになった。  そこでなずなという少女と出逢い、学園生活をしているうちに色んな事件に遭遇する。   その中で、なずなの幼馴染みの正体を知ったり、彼となずなの三角関係になったりと、恋愛部分がなかなか面白いと感じる。  恐らく恋を知らない蛍は自分自身の言持ちを理解していない。  そしてその蛍に惹かれているだろうなずなも、自分自身の気持ちが恋だとは自覚していない。そこに幼馴染が加わり、面白い展開となっている。  恋愛部分がメインではないかもしれないが、この三人の関係がどうなっていくのか非常に気になる。  あなたもお手に取られてみませんか?   地獄の門番を襲った人物の目的は? 犯人は誰なのか?  三角関係の行く末は?   この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考9ページ目まで拝読

5.0
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crazy's7

瀬良さんのお茶会

夢を諦めそうになっているあなたに癒しと勇気を

【物語は】  幻想的でちょっと不思議だなと感じる店長の心情とお店の雰囲気から始まっていく。  特別な力を持っているわけでもない彼が、どのようにしてお客さんの悩みを和らげることが出来るのだろうか? 【お客様視点で紡がれる物語】  一話目の主人公は、漫画家志望の女性。  クリスマスイブに原稿を持ち込み夢を打ち砕かれてしまった彼女は、酔っぱらいのホスト風の人物に誘われハーブティ専門喫茶店『TIME』にやってくる。  そこで店長に勧められたハーブティーを口にしながら、今日の出来事を回想していく。 【店の名前の由来を知る時】  この店の存在理由と、店長の想いについて知ることが出来る。  この物語の中で教わること、考えさせられることは多いと思う。  自分はじーんとしてしまったが、一話の主人公に感情移入してしまう人は創作界には多いのではないだろうか?  自分の決めた道を諦めないこと。  それは意外と難しい。  人というのは簡単に傷つきやすく、人の言葉に打ちのめされるものだから。  それが自分の目指す道の延長線上にいる人に言われたならなおのこと。  しかしこの物語では、諦めないという選択を与えてもらえることだろう。 【その後の物語】  この物語では、気持ちを新たにし店を出て終わりという物語ではない。  その後の主人公についても描かれており、明るい気持ちにさせてくれる。 【物語の見どころ】  この物語は、何かを諦めそうなとき挫けそうなときに、そっと癒してくれる物語である。  才能があり、早いうちに成功する人もいればそうじゃない人もいる。  しかし夢を叶えることに早いも遅いもないのだ。  いつだって諦めてしまうのは自分であり、諦めなかった人が夢を掴むもの。  もちろんそれには努力が必要かもしれない。  けれど、がむしゃらにただ頑張っていても努力は実らない。リラックスして、本来の楽しいや好きという気持ちを思い出した時、新たな一歩が踏み出せるのではないだろうか?  そんなことを考えさせてくれる物語です。  あなたもお手に取られてみませんか?   夢を諦めそうになっている人。挫けそうになっている人に程、お奨めしたい作品です。 *備考14ページ『咲かない夢』まで拝読

5.0
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crazy's7

よろず屋ななつ星~復讐代行承ります~①  藤ノ宮女子高校死亡案件

あなたもニュースなどを観て、理不尽に感じことはありませんか?

【物語は】  序章により、このよろず屋ななつ星がどんな業務をしているのか、簡単な例を挙げて説明されている。  一章から、タイトルにある”藤ノ宮女子高校死亡案件”について語られていくようである。 【事件について】  こういう教師は非人道的だなと思うが、毎日のニュースを見ていると実際こういう人間がいるから驚きである。  この物語は、事件を解くものではなく理不尽に裁かれない事件について、彼らが制裁を下すという方向性の物語。    事件を起こした教師は、女子生徒が喘息持ちであり体育の見学の許可を貰っているにも関わらず、強引に激しい運動をさせ死なせた。  この時、現場にいた校長も共犯であり、事件を隠蔽しようと動いた。  これが簡単な事件のあらましである。 【現代社会に起こりうる事件】  教師に良いイメージがないのは、自分の学生時代にもそういう勘違いした教師はいたし、ニュースなどでもよく見かけるからだと思う。  倫理道徳観念の低い人間が何故教師になれるのか? それも謎で仕方がない。防げる死亡事故は多いと思う。学生は学校という場所で、本来学んだり成長していくものだが、教える側がこれではまともな人間が育たないのも頷けるというものだ。 【理不尽さの上に何を築くのか?】  作者がどんな意図や想いでこの作品を手掛けたのかは分からないが。現代社会に疑問を投げかけたり、読む人に考えさせたりする作品であることは確かである。  学校で日々怒っているいじめ。これは社会問題であり、少子化に拍車をかけているようにも思えるのに、何故ちゃんと法の下に裁かれないのか?  これは自分も怒りを感じていることである。  この物語では、事件が大人の権力によってうやむやになるのではなく、よろず屋ななつ星によって裁かれていくのだと思う。 【物語の見どころ】  生徒が死亡する事件が起き、それをその学校の校長があくどいやり方でもみ消そうとした。もちろん、関係者や担任教諭、保護者が納得するわけはない。  やりたい放題の校長と事件の加害者である体育教師。  そこに目を付けたよろず屋ななつ星が制裁を下そうと事件について詳しく調べ始める。  ここで思うのは”悪いと思っていない”人間は実名でSNSをやりたがると言う件。不思議なことに良くあることだ。あまり賢くないから事件を起こすのだろうと思う。頭の良い人は先まで考えるので、事件は起こさないだろう。  事件の調査に乗り出したよろず屋、ななつ星。  実は意外なところで、意外な人物が繋がっていた。  果たして彼ら(彼女たちかな?)はどのように校長たちに制裁を下すのだろうか? この物語の結末はいかに。  あなたもお手に取られてみませんか? お奨めです。 *備考47ページまで拝読(1P300~500文字作品)

5.0
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crazy's7

うさぎは何を見て跳ねるのか

詩のような文体です。 淡々と物語が進んで行きました。 ~あらすじ~ 主人公、佐倉歩  高校1年 ヒロイン 高月リツ花  主人公、佐倉歩は平均的な高校1年生。ヒロイン高月リツ花は美しさで異彩を放つ存在。リツ花のファンは多い。 佐倉歩は放課後、学校の裏手を歩いているとウサギ小屋のウサギを撫でる高月リツ花と出会い仲良くなるうちに佐倉歩は恋心を抱くようになる。 高嶺の花と言われたヒロイン高月リツ花だったが、家庭に恵まれず、ガールズバーでバニー姿で働いていた(風営法はだいじょうぶなのか?) 駆け落ちを考えるが、生活力がない事を痛感。 自分たちはウサギ小屋のウサギだと揶揄する。 学校のウサギが死んでしまい高月リツ花は学校を辞めるという。 2人はキスをして別れる。 数年後、交差点で高月リツ花を見かける。 高校時代の大人になり切れていない微妙な年代の足掻いても足掻き切れない、切ない恋物語。 ヒロインのキャラクターが、しっかりと出来上がっていました。 現在の状況から抜けだせないやるせなさの比喩をウサギ小屋のウサギに見立てていたのは、心に刺さる読者さんが居たのではないでしょうか。 期待感の残る最後は良かったと思います。 恐らく、作者さんの中ではいろいろと書きたい事があったのかもしれませんが、それを書き切れていない様子です。もっと一つのエピソードを練って主人公やヒロインが何を思って、どう行動したのかが伝わると良いと思います。時系列も前後させない方がわかり易いと思います。 何回も読み直して、話しが飛んでいないか。なぜこの場面が必要なのか。気持ちは伝わっているか。など、作品と向き合って育ててあげてください。

3.0
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asato umi

揺れる想い

~あらすじ~  田上優里は、17歳の春。 友達の亀ちゃんの好きな人「田川」君と同じクラスになって隣の席になる。 最初は亀ちゃんの好きな人だから……と、恋愛のキューピットになるつもりで田川君と仲良くなった。でも、一緒に時間を過ごすうちに、段々と田川君の明るくて優しい人柄に惹かれ始めてしまう。 でも、優里には密かに付き合っていた彼氏がいた。何を考えているのか分からない彼に疲れていた優里は、段々と田川君の優しさと明るさに救いを求めるようになってしまう。そんな優里に、田川君が「悩みがあるなら聞くよ」と、声を掛けてきた。「田上は、なんでも一人で背負い込もうとするからな」優里の気持ちを掬い上げてくれる田川君。でも、田川君は亀ちゃんの想い人で……。 タイプの違う二人の間で揺れ動く優里。 彼女が選ぶのは…… ~感想~ 30ページまで読んだ感想になります。 主人公の一人称で物語が進む。 明るく元気な主人公に好感が持てる。主人公が嫌な子だと読者はついていけないので、ヒロインの田上優里のキャラクターは好感度が高く、応援したくなるキャラクター。 主人公の彼氏(一人目のヒーロー)である長塚は当初、主人公に対して冷たい印象を受けたが、思春期特有の男の子が持ち合わせる、彼女に対しての照れやどう接したら良いのかという戸惑いであったことが、本文を読み進めて行くうちに理解出来た。 もう一人のヒーロー役である隣りの席の田川君も好きな子にちょっかいをかける、男の子の不器用な面と優しい面が見えた。 設定したキャラクターが生き生きと描かれているのが良かったと思います。 物語の1/3の読了でしたが、エピソードからも主人公の切なさや喜びが伝わってくる内容でした。特に遊園地に遊びに行ったシーンはとても自然で、ふたりの緊張する様子が、友達に偶然出会う事によって、実況されて、読者にわかりやすい構成。長塚の普段そっけない面と優しい面も上手く描かれていました。 会話のつなぎの地の文を工夫されるともっと読みやすくなると思います。

3.5
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asato umi

おやすみテレフォン

高圧的な祖父に逆らえない父と母。抑圧された日々、そんな家庭に嫌気がさし、自分の生活費は自分で稼ぎながら大学へと通う主人公は、無理がたたりアルバイト中に倒れてしまう。体力的に追い込まれた主人公は、バイト先の友人から紹介された「おやすみテレフォン」という怪しげなバイトを始める。そのバイトは、電話越しに人の話を聞くという内容。思ったよりも健全なバイトだった。ある晩、新規のお客様からの電話。その声は、自分の父親だった。 「おやすみテレフォン」という怪しげなアルバイト。イマドキありそうなリアリティのある設定。それを作中では、上手く役立たせている。 父親の声に気付いた主人公の焦りや感情の動きが上手く表現されていて、物語へと読者を引き込んでいく。 家族だからこそ、こじれてしまった感情の縺れは、心の奥に深く根付き、なかなか許容できなくなる。「おやすみテレフォン」というアルバイト中の主人公は、むやみに電話を切る事も出来ずに言葉を選びながら、父親の話しを娘としてではなく、一歩引いた目線で会話を進める。そこで父親の苦悩を知ることとなる。 読者は父親と主人公の苦悩と心の葛藤に触れ「もしも、自分だったら……。」と思わず考えてしまう、力のある作品でした。 希望が見える最後。読後感も良い作品でした。

5.0
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asato umi

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