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俺が投稿している無料小説投稿サイトへのコメントがおかしい

書いては消す、その意図が分からないからこそ気味が悪い。

 自作品に『通知』がきたのに、確認したときにはもうコメントが消えている。  そんなことが何度も続くうち、主人公はタイミングよく『コメント』を見ることができました。  けれど内容がおかしくて、これを書き込む人間の『正体』はなんだと考え、想像が二転三転していきます。  不気味な読者がもたらすものは何だったのか。  一読者の目線から見ても、このオチには背筋がゾワゾワとしました。  実際に作品を書かれている方々にとっても、こんな書き込みをする存在は、とても恐ろしいのではないでしょうか。 ◆  誰しもうっかり『誤操作』をしてしまうことはあります。  私自身、なろうでは意図しない数の★を押していたり、カクヨムではフォローしたはずなのに勢い余って逆に外してしまっていたり……。  しかし評価やブックマークならいざ知らず『コメント』に誤操作はありえません。  明らかに何らかの意図があって行っていることです。  その理由が分かったとき、一瞬ポカンとしました。  自分の好きな作品にこんなことをする存在が現れたらと思うと、より恐ろしかったです。  リアルに居そうな読者の行動が怖い、約3000字のホラー短編です。 ※2021/08/23 一部修正

4.5
0
mochi*(読み専)

婚活ダンジョンちゃん、東京に巣食う

社会から追放されたふたりが「婚活目的」でダンジョン運営に挑む。

ブラック企業をクビになった主人公とブラック企業をクビになってこの世界に追放されたダンジョン(※生き物。女性。通称「ダンジョンちゃん」)が意気投合し、彼女(ダンジョン)の生存と幸せな未来を掛けてダンジョン経営に挑む(※東京都地下で)。 ひとりと1ダンジョンの最終目標は共に婚活成就!…という、タイトルもあらすじもトンデモ感凄いけど、自称冒険者や自衛隊を相手に最初は一階層最深部直通だったダンジョンちゃんを少ないコストで攻略されないように工夫して少しずつ流行らせて、それによった「生命力」を用いて罠や敵を配置してダンジョンを拡張していく展開がビルド系のゲームを見ているようだった。自衛隊や警察、ダンジョンちゃんを利用して富を得ようとする商売人、様々な事情からこの東京の街でダンジョンに潜ることを生業として選んだ「冒険者」達との関係も面白い。 中盤までがテンポ良く楽しく進む割に、終盤はあっけなく終わってしまった感が否めない。結果的に40話くらいで気軽に読めるという強みもあるし、ブラック企業から追放された二人のラスボスが【ネタバレ】~という展開は良かったけど。もうちょっとゆっくりダンジョンちゃんの開発を楽しみたかった。

4.0
1
うらら

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