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@オノログ

エブリスタホラー連載:11話完結

BaDream

 マジでこれですね(あらすじより)。  作者と一緒に…とのことですがいやはや…主人公と一緒に入っていけます、行きます。色々な要素を「探して行く」感じです。脱出ゲームのような。ドキドキわくわくももちろん、そわそわもする。  主人公と同じ高さ、視点で読めるのはあらすじ通り、作者さんが同じ視点で率直に書いているからでしょうね。これって書き手側で言いますと案外難しいんですよね、神様視点なんて言葉も出回ったくらいですから。  形式的には「オムニバス」やら「短編連作」でしょうか。しかし最後に主人公に繋がっています。  あ、あと、うーん言って良いのかな、※夢に出ます  とありますが、結構楽しいお話ですよ。楽しいというかやはり、想像しやすいのかな。恐らく作者さんは優しい方なんだろうなと思います。なので、「マジグロ系とか無理、ホラーとかヤバイ」と臆せず、進めるところまで進んでみてくださ…最後まで進んじゃってると思います。  

5.0
  • 作品更新日:2020/7/2
  • 投稿日:2021/8/19
エブリスタヒューマンドラマ短編完結

夏に聞いた、冬の日の君の話。

 確かに、概要で言えば「大学生が喋ってる話」なんですよね。それで終了、深い意味もない。  私はちょっとあらすじ欄至上主義じゃないというかあらすじあんまり書かないタイプ(先入観で読まれるのも…だし、なにより先入観で読むのも嫌いなので長いあらすじはぶっちゃけ読みません)なんですが、にしても説明は本当に↑だけ、だが…。  それは「単発な話だから」て理由だけではないですよ。この短いあらすじ欄ではい読まない、ならそれも結構なんでしょうが書いて、前に出してしまったら面白くないんですよ、入らなきゃ。それだけでブラバするなんて勿体ないっていうか…読まんでもわかるくらいに内容書かれたらまぁ入らんわなという最近の風潮は自然現象ですよね。  でも↑あらすじ。読みたくなりませんか?どんなお話ししたんだろうなって。結果は書いてありますよ?「ただ話してる」と。  あ、申し訳ないここまで私の偏見しか入ってないですね、まるでB級アイドル大食い、B級とか偏見やん、くらいのやつで恐縮です(笑)  そうそう、5,6ページがね、ふらっとそう、言葉は人が発してますからね、入ってきたりしますよね。私はこのだらっとした空気が凄く好き。ぼんやり色々な、読者主観も入ってくるでしょう。その感じが「読書~!」な気がします。偏見ですかね?

5.0
  • 作品更新日:2017/9/19
  • 投稿日:2021/8/19
カクヨムノンフィクション短編完結

まるで明日が来ないかのように

 レビューだなんて…す、凄い。  私はこちらのレビューを読んで入りました。なるほど、と、前レビュー者さんの書いていることがわかった。  ひとつ私の解釈としては、近親者がいざ、というときに冷静でなければならない、というのは本当にその通りだなと思い、私もこの「兄」と同じような心境で読んでいました。  先が見えないと確かに暗くなるというより、少し無になってくるけれども、ふとした時に「あれ?」という瞬間が来てしまうことがあるかと思います。  書くべき物ではないことかもしれませんが、恐らく作者様はそういった事象の経験者なんだろうな、と“俯瞰”してしまう程に行動やサブリミナルがリアルだった。多分、読者を本来は選ぶ作品なのではないかと思いましたら、本サイトレビューが50件なんですね…私も拾えているのかはわかりませんけれども(そして本サイトレビュー、実は読んでいません)拾えたのかなぁ…?  個人的な話、私は楽天家だと自分を思っているので、俯瞰した主人公を俯瞰した感想を送ると、まるで明日が来ないように、でもなく、昨日を消しているんだと思いました。きっと渦中の主人公は「明日」、前を向いているようで後ろを向いているのだろう、まだ信じていたい、とどこか麻痺をさせるような心境なのでしょうがと…。  一度上げてみて気付きました。エッセイ・ノンフィクションだったのですね。…ということはきっと、出すことに勇気がいったでしょう、いや、それすらまだ俯瞰の途中なのかもしれませんね。では、でしゃばりましてすみません。ここまでにいたします。長々失礼いたしました。

5.0
  • 作品更新日:2020/7/18
  • 投稿日:2021/10/15
エブリスタミステリー連載:14話完結

華霊なるペテン師

 いやぁ、軽快です。コロコロコロコロ目が離せない。  基本的にはハッピーに進…いやはや、紆余曲折です。まるで踊らされます。内容欄にあるそれにも騙されちゃなりませんぜ。  ライトノベルなんて嫌いだよ!と毛嫌いせず。多分少し予想とは違うと思います。というのも結構緻密なんですよね。だからこそ重要場面(わかりやすい方の)では「おっ、」と声が出ますし、裏に隠れてるものを読み込めば「作者さん、なるほど木には林ですね」と思わされる。  ちなみに私はあまりライトノベルは読まない方です、読書量の話ですが。固定観念ともまた違く、たまたま「いいな」があまり見つからないという話で。 いや、これミステリージャンルに入ってるか。  テンポも物凄く良く作り込み、所謂プロットもガッツリきっと練っているのだろうと思いますがホントにちゃんと最後までいかないと、辿り着かない、つまり伏線回収もお手の物、読んでて感じます。しかし、登場人物は人形に成り下がらず、きっと作者から離れてくれるほど馴染んでもいる気がします。それも想定範囲内なんでしょうな…と、クオリティ、読みごたえばっちりですね。  前述、「たまたまラノベは読まなくなってしまう」と言いましたがこれはというか、まぁ、また個人的な話で作者読みタイプなのですが、この作者さんのラノベとかミステリーとか、かなり夢中になって読みましたね。いつの間にか進んでるんですよ。  何より…ハッピーな気持ちになれるんですよね。拠り所のひとつです。是非お手に。

5.0
  • 作品更新日:2017/12/25
  • 投稿日:2021/8/17
エブリスタ恋愛短編完結

アラーム

 作者さん読みをしているのですが、詩小説の方。詩小説って何?な方は中原中也ですととりあえず答えておきますが、いやまぁこの作者様は中也っぽくはないです(前説とする)。  テイストというか↑詩小説じゃない。が、今回の作品です。  900文字ほどですぐ読めます。詩小説では、ないが、この作者さんの特徴かな、「夜に川原で見上げ探し眺めた三日月」みたいな…なんというのかな、暗いところから見上げた青白い明るさ、みたいな感じがあります、うまく言葉に表せませんので作品の言葉を借りると「マリッジブルー」です。  読後感、読んだ方それぞれに聞いてみたい。何を感じるんだろうか。

5.0
  • 作品更新日:2017/12/25
  • 投稿日:2021/9/1
エブリスタBL連載:8話完結

どこの、世界の。(短編集)

 タイトル通りですね。どこの世界のなんだろう…これは、と、“一括りコンテンツ”としてもしも、ブラバする人がいるとしよう(BLてだけでブラバする人へ)勿体ない。  そもそもですがBLなんて言葉はここ10年未満で出来た造語でこの分野はさ迷っていたんですよ名前すらね!(ブラバしてしまう人へ)  いや…却って先入観ありで開いた方が実は驚き衝撃みたいなのがあるのかもな…うーん、恋愛SF純文と色々あり、ただ共通軸が「BL」てだけで。読んでタイトル、表紙をみれば「確かに」に至るでしょうか。  恐らく、何か思い付いた時用の短編集かと思いますので完結、て感覚ではないと思う、きっと1ページの物語がこれからも増えていくでしょう。オムニバス。 前置きが長くなりましたがそれを踏まえて…、すごい、1ページ1ページ色が違う。  あと、最初気付かなかったのですがSSメーカー?の画像。あれから繋がってるんですね。大体あれって宣伝で皆様使っているイメージがあったので「1ページ、見映え、視覚の情報」を捉えて「あぁ1ページの“作品”だ(芸術的というか)」と思いました。  この作者様、読書好きだろうなきっと。  個人的な感想、1ページ1ページ色が違うと申しましたが私は「命短し恋する青年の話 花の涙」が好きですね、5話目にあるんですが↑踏まえて凝縮してあり捻れている。どこにいたんだっけと…。  入り出し綺麗、ボリスの「うたかたの日々」っぽさもあれば、あれ?くねっと捻れて田山花袋来た?みたいな前後不覚感があって。(別の作者さんを例えに使ってすみません)  まだ、話数はあまりありませんがいまのところまで全部読むと、作家さんを出しましたが、色々な色があるからこそ芯に「この作者さん」の色が1本立っている気がします、多分、アイデア面かなぁ?(ゲシュタルトとシミュラクラの使い方とか)  面白いです。さらっと読んでも多分後でまたふっと考えるだろうし、1ページずつじっくり読んでも味があります。是非ともお手元に。

5.0
  • 作品更新日:2021/10/16
  • 投稿日:2021/9/1
エブリスタファンタジー連載:12話完結

優しい雨

 賛否両論わかれそうな程研ぎ澄まされ、尖っている。  To:読者様  To:あなた様  貴方たちはこの大航海のなかをどう泳ぎ、取捨選択しているでしょうか。  「あぁ、そうそう最近のSNSってみんなそうだよね」と思った貴方が多分一番怖いかもしれない。2パターンある、無自覚か傍観者か。  個人的には「好きな作品」と言っておきますが、書き手より読み手の心理を考えるのが怖いので、大好きな作家さんだけど4.5にする。それくらいにはぶった切ってくるなと覚悟をして欲しい。この短さでこの破壊力。この作者さんでしか、おそらく出来ません。

4.5
  • 作品更新日:2017/7/24
  • 投稿日:2021/12/27
エブリスタヒューマンドラマ短編完結

夕闇エモーション

 読み終えてふと、演劇部だった中学生の頃の景色が頭に浮かんできた。私は音響でしたが、舞台のライトは上下がありまして、照明担当の部員がカラーフィルムを持って、ゲネリハの際に色々調節していたんですよ。  夕日のシーンだったんですが、ふと照明の人に「案外、青を混ぜるといいよ」と言われていた。上下どちらにいれるか、光の強さのバランスで夕日を作った。  と、自語りから入ってしまいましたが、作品のお話をします。  冒頭はパッと、照明が点いたような「目覚め」。  映画を一緒に観て語り合う友人、そんな何気ない日常…いや、映画を観に行くのはいつもある日常の中、微炭酸のような刺激があると思う。この二人はなんの映画を観たんだろうなぁ。  ポツポツと友人の事を語っている心情描写。そしてどんどんと青が濃くなって行く。  一日の中で、今日も暗くなってきたなぁと思う瞬間は、青とオレンジだと思う。徐々に徐々に秒単位でじりじり、じりじりと青が勝り、気づけば夜、そこから寝て、また朝が来た頃には白に近い日の光になっていると思う。最後の電話は何色の音だったのだろう。  またきっと明日、冒頭のようにパッと日常がある主人公と、記憶の中の友人。短編で上手く切り取っているその空気感に、爽やかさと寒々しさを感じました。毎日は常に、ロマンに溢れています。  良作ありがとう。

5.0
  • 作品更新日:2021/6/29
  • 投稿日:2022/5/3
エブリスタヒューマンドラマ短編完結

僕に残された時間の半分

 読んでいくなかには「あれ?もしや?」な方もいらっしゃったようですね。敢えて何がとは言わず一作品として。  例えば、物を捨てない派の方もいらっしゃいますね、私の母なんかがそうで、しかし、父は直ぐに物を捨てたタイプでした。私は母の血を継いでいるようです、物が溜まっていく方、いらないような気がするようなものまで6畳一間にあります。  作者さんのファンの方はきっと、「ここから始まるのか」があると思います。しかし、短編一本読めばここは終わりのような気がします。  確かに、彼には誰の言葉もいらないのでしょう。語り手の気持ちがわかるような気がします。言葉ほど軽薄なものはないですからね。  長々個人的な思い&自語りレビューを致しましたが作品に寄れたでしょうか。サクッとはいかないがあっさりとした短編です。

5.0
  • 作品更新日:2019/5/27
  • 投稿日:2021/10/10
エブリスタ詩・童話・絵本短編完結

おとしだま

 家族ってなんだろうって考えることが個人的に増えた昨今。  おとしだま、子供の頃は楽しみだった、大人になるとあげる方になる。あげたあとってどうなるのかなって、考える大人になったかなぁ、私は。  疲れたときに読みたい一作。少しずつ前に前に進みたいね、人生。

5.0
  • 作品更新日:2017/4/12
  • 投稿日:2021/10/10