俺、八幡駆(やはたかける)は夏の夜、消灯した部屋で「犯人」が来るのを待ち構えていた。 最近、何故か外に干したトランクスやTシャツが忽然と消えているのだ。 今日こそ張り込んで捕まえるぞと身を潜めていた所、外から謎の人物が。 追いかけっ子の末、犯人を取り押さえるのに成功した俺だが、正体を知って愕然とする。 なんと、下着ドロは幼馴染の神埼宮(かんざきみや)だったのだ。 兼ねてから想いを寄せていた相手だけあって俺のショックは大きく、意図を問いただしたのだが、 答えは予想の斜め上を行くものだった……というか勘弁してくれと思う理由だった。 どうやら俺は変態さんに恋をしてしまっていたらしい。
更新:2021/8/27
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俺、河合大介(かわいだいすけ)には幼馴染がいる。いや、居た。 一年前に陰口を叩いているのを見て絶縁状を叩きつけた相手は海原由奈(うみはらゆな)。 いつも姉貴ぶってほんとうに鬱陶しい奴だった。 そんな由奈……いや、海原からある日、手書きの謝罪文が送られて来た。 今更過ぎる。なのに、書かれていたのは「なんでもしますから付き合ってください」 という告白の言葉。 これは可愛さ余って憎さ100倍と思っていたアイツが、やっぱり可愛かったことを思い知るだけのお話。
更新:2021/12/11
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羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。 そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。 彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが― 「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。 幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、 ある意味ラブレターのような代物で― 彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。 全三話構成です。
更新:2021/7/2
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最近、俺はよく悩む。それも恋愛ごとについてだ。 ここ数年熱烈なアタックを続けてくる一年後輩の溝口灯里(みぞのぐちあかり)。 俺を異性として意識してるのは明白で、俺も彼女の事を憎からず思っている。 ただ、想いに答えるのに躊躇する理由が一つあって、それは俺がぼっちが好きな事だ。 いつも一緒にいようとする灯里と、基本的におひとりさま主義な俺。 もし、想いに応えたとして果たして大丈夫なのだろうか? ああ。好き同士ならすぐ恋人になれるだろなんて思っていた昔の自分が恨めしい。
更新:2021/9/7
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石橋慎介は、冷静で慎重な性格としてクラスに知られている高校2年生。 そんな彼が最近悩んでいるのは、「告白の言葉」。異性として気になっていた、相澤寛子とデートを何度も重ねて、あと一歩という所で、ふと、「理想の告白」とは何だろうかと考えてしまったのだ。 一方、寛子はといえば、彼の好意を内心気づきつつも、いつまでも告白して来ない事にヤキモキ。それでも、内気で自分に自信がない彼女は、自ら告白を出来ないでいたのだった。 そんな中、慎介は「次こそ告白する」と決めて、寛子をデートに誘うのだが- 傍から見るとどうでもいい。でも、二人にとっては重要な事で悩む恋物語をお楽しみください。
更新:2020/11/1
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