ある日、武島天馬(むとうてんま)は恋人が別の男と逢引きしている現場を目撃する。 絶望と失意、様々な葛藤で頭がいっぱいになった天馬は、前方不注意でトラックに轢かれそうになったところを、小麦色の髪と琥珀の瞳を持つ少女に助けられる。 ――彼は知らない。 この失恋が妹の手によって仕組まれたことであり、恋人そのものすら偽物で、これらは全て愛する兄を手に入れる策謀であることを。 ――だが、全てを仕組んだ妹もまた知らない。 天馬の命を救った小麦色の髪と琥珀の瞳を持つ少女のことを。その少女こそが宿敵であり、因縁であり、己が立ち向かうべき運命そのものであることを。
更新:2018/10/9
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