「あの……おれさ、実は心霊系YouTuberになりたいんだ」 夏休みにゼミのメンバーで旅行に行くことになった。はっきり言って全く乗り気じゃなかった。けれど、企画した中島に土下座され、仕方なくおれを含めて彼氏彼女のいない独り身3人が旅行メンバーという犠牲になった。 4人中3人が乗り気じゃないという最悪な旅行。でも、旅行を企画した中島はこの旅行でやりたいことがあるようで……
更新:2021/9/4
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風邪で寝込んだ私の前に、突然迷彩柄の服を着たうさぎが現れて言った。 「あのよかったらパレード見ません? パレード」 うさぎがそう言うと廊下の向こうから何かがやってくる気配がした。
更新:2021/9/25
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夕方の帰宅ラッシュ時間。駅の構内ではサラリーマンや学生、多くの人々が行き来している。 ホームのベンチに黒のロングヘアー、マスクをした三十代ぐらいの女性が一人で座っている。そこへ二十代と思われる若い男性が突然声をかける。 「マスクを外してもらえませんか?」
更新:2021/1/9
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ふと目が覚めた。 時計を見る。深夜3時。 目が覚めた理由は特にない。全くないこともないけれど、なんとなく目が覚めた。少し喉が渇いた気がする。トイレにも行きたいような気がする。そう、その程度なんだけれどなんとなく目が覚めた。 水を飲み、トイレに行く。玄関のドアに目が留まる。誰もいないのに何故か人の気配を感じる。
更新:2021/4/24
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「あ、値貼り付けするの忘れてた」 ある日、突然空から声が降ってきた。その声は世界中に響き渡った。多くの人が何気なく聞き流していたが、この一言がきっかけで空の上では大混乱が発生していた。
更新:2021/10/16
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「本日は議題は来年リリースするスマホ決済アプリの名前についてです」 「「「おおー!」」」 司会進行役のメガネが議題を言うと社長の金魚の糞たちが意味もなく歓声をあげた。 これはアプリの名前を考えるためだけの会議である。
更新:2021/8/28
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ここはとある町外れの診療所。白髪眼鏡の初老の医者がどんな症状でも匙を投げることなく処方してくれるが効果は人によると言われている。 先生には特に「推し」と呼べる存在はいない。「推し」がいればもっと人生が楽しくなるのかもしれないと思うが作ろうと思って作るものでもないと思い今日に至る。
更新:2020/10/22
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火災発生の通報を受けて現場に向かうが火事は起きておらず、通報のあった建物は空き家。そんな事が続いたある日、おれは通報の背景に、あるアカウントの【拡散希望】というタイトルの投稿がある事に気づく。
更新:2021/5/8
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ここはとある町外れの診療所。白髪眼鏡の初老の医者がどんな症状でも匙を投げることなく処方してくれるが効果は人によると言われている。 12月になり町にはイルミネーションが溢れ、どこもかしこもクリスマスムードだというのに先生はクリスマスに対して何の関心もない。 クリスマスデートに最近のプレゼント事情。彼女が欲しい男の恋愛相談など、今日も診療所には様々な話が持ち込まれる。 いつもなら冷静に淡々と対応する先生だが、最近クリスマスの夜について先生が何か悩んでいるという噂が立ち始めていることをまだ先生は知らない。
更新:2020/12/12
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