冬の日の午後のこと。 庭のフェンスに、ひろこさんの顔がちょこんとのぞいています。 「きた!」 ひろこさんは大きく背伸びをしました。おまちかねの郵便屋さんがやってきたのです。
更新:2016/10/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
山のふもとの田んぼに、カカシがひとつポツンと立っていた。 今朝のこと。 カカシが目をさますと、目の前をチョロチョロと動くものがいる。
更新:2016/10/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
日曜日のお昼前。 おなかがすいたので台所に行くと、エプロン姿のおとうさんがいた。
更新:2016/10/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
――あの男なら……。 博士は助手のサトウを見て思った。 サトウは気の弱い性格で、研究所内で常にイジメの対象となっている。博士が開発したばかりの、抗イジメ薬の治験者として最適だと思われたのだ。
更新:2016/10/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
妻が鳥カゴとビスケットを買って帰る。鳥カゴに細工をし、ビスケットをエサにして小人を捕まえに行く。そして捕まえた小人に、家事を手伝ってもらうのだと言う。オレは妻のことを心配して、妻につき合い小人捕りに行くのだが……。
更新:2016/9/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
会社からの帰り、古ぼけたランプを拾う。飾る前にタオルてふくと、中から魔人が出てきた。この魔人、魔人でいるのがイヤだと言う。そこで、オレはこの魔人と入れ替わって、ランプの魔人となる。職場の後輩で憧れの恵子と暮らすためである。そして恵子にランプを拾ってもらい、まんまと一緒にらすことになるのだが……。
更新:2016/9/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
学生時代を過ごした町に出張で行く。十年ぶりだった。オレは懐かしさに誘われ、当時通った古本屋に入ったのだが、そこで行方不明になっていた友人に出会う。しかし彼は、虫になって本の中にいたのだった。
更新:2016/9/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
深夜の展望台。 その先端から谷底に向かって、今まさに飛び込まんとしている男がいた。 「待ちなさい」 男の背後で声がする。 そこには耳が異様に長い、全身黒づくめの者が立っていたのだった。
更新:2016/9/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。