一途な想いと歪な想い、恋が変えるのは世界と運命―― 芸術の国メルローア。 三月中旬に開かれた夜会にエスメラルダは不本意ながらも出席する。 喪服で踊る彼女に惹かれる第一王子、エスメラルダの想う人と同じ面差しの第二王子。 恋というものを知らない、咲く事を頑なに拒むエスメラルダではあるが、少しずつ、固い蕾は綻び始め、豊かな芳香を放つように彼女は変わっていく。 そして、共に生きたいと思えるただ一人の男の手を取る。 自らの産まれ、その出自を思えば結ばれる事を祈る事すら出来ぬ相手との恋。 それでも諦める事はどうしても出来ないと足搔く。 やがて彼女の恋が歴史を動かす事になる。 この作品は『歌籠』http://utakago.sakura.ne.jp/ に収められた小説『エスメラルダ』を改稿したものです 第二章以降はサイト未掲載です
更新:2022/7/25
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