人類が宇宙に進出してから、数え切れないほどの年月が過ぎた未来。 海賊や危険宙域の往来、宙運業者が担当しない物資輸送の役割を担い、危険を顧みず星の海を渡る放浪者(ノーマッド)と呼ばれる人々。その中の一人、リガルは、海賊船団の襲撃によって生まれ育った船、アクトウェイを破壊されてしまう。 その時、彼とアクトウェイのAIであるアキの目の前に、漆黒の船が現れる。新しいクルーたちと渡る星の海は、いつしか不穏な黒色に染められつつあった。 巨大国家の間に蠢く旧大戦の遺産、クルーの過去、宇宙の果てまでも追ってくるしがらみ。その中で、リガルは苦難を乗り越え、やがて信じがたい真実へと直面していく。その時に彼が取った行動とは。 アクトウェイは一人の青年と一基のAI、そして無数の仲間たちが織りなす物語を運んでいく。行き着く果ては星の彼方か。 長編SF冒険譚。
更新:2016/12/18
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