「ずっと一緒に泊まれたらいいのにね」 貞治は子供の頃にお婆ちゃんの家で、年上の従姉である千沙にそう言われた。 その日の思い出は貞治の心に深く刻まれ、彼女に憧れるようになった。 そして22歳の冬、貞治は火事によって家を失い、千沙の家に泊まらせてもらうことになる。 千沙は今年離婚して娘の朱莉と二人暮らしになっていた。 離婚して以来、朱莉からママと呼ばれなくなってしまった千沙。 貞治がしばらく家に住むことをなぜか望む朱莉。 貞治は住まわせてもらうお礼に、二人の仲を取り持とうとする。 こうして貞治の“ママと呼ばせる作戦”が始まり、三人の関係が徐々に変わり始めた――。 ※この作品は「カクヨム」にも掲載していますが、収益は受けていません。
更新:2021/7/29
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