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作者:瑞浪信太郎

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作:瑞浪信太郎

夕闇カフェの陰陽師Ⅱ ~旧神の編纂者~

此れはあの世の事ならず 苦患(くげん)を受けし人々の 怨みの果てのものがたり 夕焼け雲の赤色は 誰かの流した血の涙 泣いて憎んで身を焦がす 熱き焔の怨涙 早まるのだけはお止しなさい 零れた涙を掬う手で 小さな花をば一輪持って来たりなば 祟りぞここに成されたり ろくろっ首に絡新婦 鉄鼠 おとろし 一つ目小僧 妖怪使って怨敵を 祟り殺してみせましょう 私は祟り屋 陰陽師  葛葉 紫苑と申します 但しこの事 SNSに UP禁止でお願いします。 小夜鳴市にある小さなカフェ『タタリアン』 この店には晴らせぬ怨みを抱えた人が、虹色の蝶に導かれてやってくる。 出迎えるのは―― 触れたものに不幸を齎す『辻神』を使役する、美しき異端の陰陽師、葛葉紫苑 彼女に付き従い、立ち塞がる全てを斬り伏せる護衛-方相氏、不来方相志 幸福を齎す存在『歳神』を使役する、新人陰陽師、飯綱若葉 そして紫苑の式神である、金魚のこんぺい、若葉の式神、三つ目の小狐サン。そして付喪神のクロ。 彼等の正体は、依頼人の怨みを“妖怪”という姿を持った『祟り』へと変えて標的を葬るという、最強にして最悪の名を冠する闇の陰陽師一族、『葛葉』の一門とその眷属である。 彼等の『祟り』は、天を地へ落とす程――と言われ、その長き歴史に於いて、只の一度も仕損じ無しという。 彼らが使う闇の御業――依頼の目印は紫色の花一輪。 今日もまた、夕闇の境に祟りが踊る (注) この作品は、作者の完結済小説 『夕闇カフェの陰陽師 ~紅茶とケーキに祟りを添えて~』 https://ncode.syosetu.com/n8232ff/ の続編になります。 此方の雰囲気がお気に召されるようでしたら前作に目を通してみるのも宜しいかと存じます。

更新:2022/12/26

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作:瑞浪信太郎

夕闇カフェの陰陽師  紅茶とケーキに祟りを添えて

いくら時代は進もうと 他人を泣かせて 私腹を肥やす 人でなしらがデカい顔 悪い奴程笑って生きて 正直者が泣きを見る  それが仕組みと諦めるなら この世は地獄と変わらない。 踏まれ 齧られ 貶められて 涙に濡れた両の手で 手折る花弁 怨み花 死にたい程に辛いかい? 殺したい程に怨めしい? だったらほんの少しだけ、顔をあげてご覧なさいな 泣いてる貴方の足元に咲く 名も知らぬ小さな花を手に 『タタリアン』という名のカフェにお寄りなさい 美味しい紅茶とケーキを堪能できたなら それが合図 あなたの怨みは祟りへ変じ 相手を祟り殺してくれることでしょう 但しこの事 くれぐれも 口外無用でお願いします。  小夜鳴市にある小さなカフェ『タタリアン』  この店で紫色の花をテーブルに置いて、殺してやりたい位に憎い相手を思い浮かべると、その相手が本当に死ぬ。って噂話を聞いた事はある?  このお店はケーキと紅茶の美味しい小さなカフェだけど、それは表向きの顔。裏では、依頼人の怨む相手を始末するという裏家業をしているの。  美味しいケーキと紅茶が織り成す、ちょっと不思議で素敵な話…とでも思った?そんなのを求めているのなら、さっさと回れ右する事をオススメするわ。  それでも聞きたいの?なら教えてあげる。  店主の名は葛葉紫苑。彼女は依頼人の怨みを『祟り』という形に変えて呼び出す異端の陰陽師。  彼女が呼び出す『祟り』とはすなわち…妖怪。そう、夜は墓場で運動会のアレね。  彼女は古書『画図百鬼夜行』をはじめとする様々な古書や巻物から、妖怪という古き異形を呼び出すの。そして依頼人が怨む相手に『祟り』として送りつけ、殺す。  そんな彼女に付き従うは羅刹をも切り伏せるという超絶イケメン、不来方相志。式神が一匹と新米陰陽師の子が一人。   彼女達は何故に夕闇の境に立ち、祟り続けるのか。それは…  おっと…それじゃあ私もこの辺で。  そうそう。これは忠告よ。  この話、くれぐれも荒唐無稽な他人事とは思わないようにね。 ※ エブリスタ様にマイナーアップデート版を掲載しています

更新:2020/4/10

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