その恋は、甘い匂いがする。 「好きだって10回言ったら、同じだけ好きになってくれんの?」 「気を引きたくて、馬鹿みたいに必死だよ」 世界はいつだって、一番を作りたがる。 「好きってどんなものなの」 不器用幼馴染VS優しい先輩 『角砂糖が融解する』
更新:2021/5/14
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「てか、じゃあ俺と結婚する?」 ――同居人が突然結婚を持ち掛けてきた。27歳独身、幼馴染(仮称)と同居中。 「春ちゃんのこと傷つける奴ぶん殴るのに理由とかいんの? いるなら結婚しよ」 「ヤクザみたいなプロポーズ、やめない?」 「乙女心ムズイな」 「いや、そもそも仕事辞めさせられるから」 「別にいいよ、そんなこと。やっぱむかつくわ、バイクでうっかり轢くか」 「話聞いてた?」 神様、大人ってこんなに適当で大丈夫なんですか? 元ヤン公務員×訳あり拗らせガール 「えっ、好きになりそう」 「俺も好きだし、好かれてると思ってたよ」 愛とか恋とか男女交際とか、本当にくだらないよ。
更新:2021/12/19
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「絢ちゃんは天才。最高だな、愛って感じ」 「絢ちゃんの存在だけで今日も生きられる」 「俺が好きって言って?」 甘やかすだけ甘やかして突き落とす男に毒される私の愛。 ——面倒な男女の深夜事情。 「好きって言うまで帰らないよ」 「言わないから、帰らないで」 いつだって、ありえない世界の先に現実が鳴っている。
更新:2021/2/4
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「好きだ、好きだよ。好きだけじゃ、だめなのかな」 ニセモノの恋人は私を愛さない。 水槽の中の金魚みたいな息苦しさで、永遠の痛みが再生される。 「好きじゃないから大丈夫だよ」 なんて、平気で嘘を吐いた。赦されなくても構わない。 打ち上げ花火、眺めるきみの横顔に 醒めない眩暈がくるくるまわる。 ――地獄の果てまで、愛に落ちよう。 2022/6/20 コミカライズ作品が電子書籍になりました!皆様本当にありがとうございます。
更新:2022/6/20
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それは確かに、俺の中に強烈な感情を植え付けた。 「私は絶対自分を曲げない」 その道を行けよ。どうせ誰もお前なんか見てないぜ?
更新:2021/3/3
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契約名は、「婚姻」。二人を言い表すならば、「他人」。 『夕暮れは、人の気持ちをおかしくさせる。』 結婚一年目、不器用な小説家と編集者が織り成す日常生活。 優しくて残酷な秘密を抱えたまま、緩やかに愛は窒息して行く。積み上げるには永遠の時間を要するのに、崩す作業は恐ろしく呆気ない。 二人の愛の行方。 2021.1.21改稿
更新:2021/2/14
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結婚相手は会社の王子様。 「俺ね、ダメなんだ」 「あーもう、キスしたい」 「それこそだめです」 甘々(しすぎる)男子×冷静(に見えるだけ)女子の契約結婚生活とはこれいかに。
更新:2021/1/29
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「××もらってくれませんか」 玉砕前提の、一世一代の告白をしたつもりだった。 「小宮さんの誘惑に耐えられなくなったら、抱きます」 「ゆ、うわく……?」 ——それがどうして、こんなに難しい恋愛ごっこになってしまった? 「誘惑はお休み?」 「八城さんに誘惑されすぎて、それどころじゃない」 「恋愛初心者には見えないんだけどな」 本当に初心者なので、手加減してください、八城さん。 「俺以外のやつにフラフラしたら」 「し、たら?」 「遠慮なくめちゃくちゃにする」 『不埒に溺惑』
更新:2022/6/7
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「死んでもいいって思った。あんたの人生に、私はいらない」 ただどうしようもなく好きだということだけで、お前がここに居て良い理由にならないんだろうか。俺はただそれだけを理由に生きている。 「地獄なら、二人で落ちよう」 その先の果てが緩やかな死でも、俺は構わない。
更新:2021/3/14
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