使えない賢者だったけど、奴隷メイドに励まされて何とかやってます！

　人生最初に手に入れたジョブは賢者だった！ 喜びも束の間、すぐに自分には使えないジョブだと分かった主人公は、底辺の冒険者人生を余儀なくされる。薬草採取や商人の手伝いなど、苦労した３年間はこの日のためにあった。１０年ごとに開催される、王国ふくびき大会。何とか集めた１枚のふくびき券を握りしめ、いざ、ふくびきに挑む。 　ふくびきで手に入れたのは、２人の奴隷少女だった。当てが外れて落ち込む、カイ。しかし、２人の奴隷少女は優秀だった。奴隷メイドに助けられながら、カイはダンジョンを目指す。 １章　奴隷２人の協力で、人並みに戦えることが分かったカイ。順調にレベルアップしていくが、ジョブが問題ではなく、スキルが問題だった！しかし、嘆いても始まらない。カイはマイナスを何とかレベルアップでカバーしようとする。 ２章　最初の壁に躓いた。前衛職がいない！ダンジョンの攻略には必要不可欠だ！その時に現れた救世主。カイは新たな力を得て、ダンジョンの攻略を目指す！ ３章　予想外の事態に落ち込むカイ。しかし、落ち込んでばかりはいられない、次の町に向かう途中、思わぬ強敵に遭遇する。 ４章　一度はバラバラになったチームだが、それぞれの想いを胸に、再び集結する。